Larus vegae  Vega Gull

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チドリ目カモメ科 (全長55〜67cm ウミネコよりもかなり大きい)
2014/04/07 福岡県 糸島市

シロートの一言。

成鳥夏羽、♂♀同色です。

北極圏内を含むシベリア中部から東部にかけて繁殖し、オホーツク海沿岸部から日本・中国南東部などで越冬します。通常5年目冬で成鳥になる日本では最も見慣れた大型カモメですが、古くは欧州産亜種を基亜種として、アジア産亜種と北米産亜種とで旧セグロカモメ種とされていましたが、現在ではそれぞれに独立し、亜種はありません。ただしこのアジア産セグロカモメ(ベガ)に限っては、モンゴルセグロカモメを亜種とする説もあるそうです。日本では沖縄を除く全国に渡来し越冬する普通種で、脚色はピンクで眼瞼は赤からピンク、あるいは橙色、虹彩は2〜3年目くらいから淡黄色ですが、暗色のままの成鳥もいます。そして近似種との識別で最も有用な初列風切換羽完了は年末年始の12月〜1月ごろで、モンゴルだと11〜12月ごろと早く、ホイグリンだと2〜3月ごろと遅くなるそうです。ただし明らかに普通のセグロカモメに見えるのに、10〜11月ごろ換羽完了している個体もけっこういたりするみたいです。。。(^^;

セグロカモメ Larus argentatus
  幼鳥
  第1回冬羽
  第1回夏羽
  第1回夏羽→第2回冬羽移行中
  第2回冬羽
  第2回冬羽→第2回夏羽移行中
  第2回夏羽→第3回冬羽移行中
  第3回冬羽
  第3回夏羽→第4回冬羽移行中
  第4回冬羽
  第4回冬羽→第4回夏羽移行中
  第4回夏羽
  成鳥冬羽
  成鳥冬羽→夏羽移行中
  成鳥夏羽
  成鳥夏羽→冬羽移行中
  個体差
  丈比べ
  白化個体
  交雑個体
  番外

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