Larus vegae  Vega Gull

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第2回夏羽→第3回冬羽移行中< = 第3回冬羽 = >第3回夏羽→第4回冬羽移行中
2014/02/14 千葉県 銚子市

シロートの一言。

第3回冬羽です。
大多数個体の虹彩が黄色に変わって、換羽なった初列には成羽よりも小さな白斑がつきます。そしてクチバシには先端に黒班、尾羽にもまだ黒帯名残の黒班が残ります。そして上面のグレーの羽はより密になりますが、まだ褐色の羽も混じりっています。この個体はその第3回冬羽のかなり標準的な個体だと思うのですが、個体差は大きく、静止状態ではかなり成鳥っぽく見える個体も普通にいるようです。
2008/01/03 福岡県 糸島市
   

色は薄いながらもクチバシには赤班と黒班があって、第4回冬羽のようにも見える個体です。しかし初列白斑は小さく、尾羽には黒帯名残もあります。この黒班あり尾羽がなければ判断に窮したところですが、換羽しすぎのまだ第3回冬羽のはずです。
2009/02/10 長崎県 長崎市
   
普通に第3回のクチバシですが、雨覆の茶羽や尾羽黒班も殆ど目立たずで、多分標準的範疇の換羽多めの第3回冬羽個体です。
2014/02/20 千葉県 銚子市
   

直上個体の逆でページTOPに似た、標準的範疇で換羽量が少なめタイプの第3回冬羽個体です。
2008/01/03 福岡県 糸島市
   
飛翔写真上面です。クチバシにうっすら赤班もありますが初列風切白斑は小さく、尾羽にも黒班が残っています。クチバシの変化だけ実年齢より少し進んでいた、まだ第3回冬羽です。
2014/01/04 福岡県 糸島市
   
上の換羽量がやや多めですが、クチバシは黒班だけで、第3回冬羽らしい飛翔写真上面です。
2014/02/20 千葉県 銚子市
   

飛翔写真上面、もう1枚です。第4回冬と比べれば明らかに見劣りはしますが、第3回としてはかなり換羽が進んだ個体です。ただし、クチバシにはまだ赤班は持ちません。
直上同日同場所、より換羽が進んだ別個体です。
外側初列のミラーが目立ってはいますが他の初列に羽先白斑はなく、尾羽に黒班がないのは擦れすぎて羽先が千切れてしまったようにも見えそうです。
2018/02/18 千葉県 銚子市
   

飛翔写真アップストロークです。ただし実質は右翼上面写真で、P10のミラーは第2回から持っている個体もいるそうですが、その内側に2枚続くやや小さめな羽先白斑は第3回冬羽換羽からのものです。