Larus vegae  Vega Gull

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= 幼鳥 = >第1回冬羽
2013/11/01 福岡県 糸島市

シロートの一言。

幼鳥です。
初列は黒で大雨覆に暗色帯はなく、翼上面内側初列にはウィンドウと呼ばれる淡色部分を持ちます。そして地色は汚白色の4点セットが揃うとセグロの幼鳥だろうと判断していて、当初期待した肩羽での種の識別は個体差や摩耗変化等で私の目ではわからないのです。。。
2008/10/09 熊本県 八代市
   
肩羽羽縁は一定幅のままで上個体のような軸班側への湾入はなく、三列軸班三列側に白色部分もなく、この2点はホイグリン的です。ただし大雨覆に暗色帯はなく、若干のタイミル的な要素があったとしても普通にセグロ幼鳥の範疇です。
2012/10/12 北海道 根室市
   
肩羽・三列共に直上同様の特徴で、この個体も大雨覆に暗色帯は持ちませんから普通にセグロの幼鳥です。
直上同日同場所、10月半ばで白く退色していた別個体です。なお、三列羽先の軸班には白色部分があって、このほうがセグロ幼羽三列本来の見え方です。
2012/10/15 北海道 根室市
   
直上同様10月の退色した幼鳥ですが、この個体には肩羽羽縁に軸班側への湾入が目立っています。
2013/11/01 福岡県 糸島市
   
幅広羽縁な幼鳥です。。。しかし、幼鳥が白くなるのは摩耗による褪色が原因のはずですが、九州まで飛んできた幼鳥のほうが、北海道でとどまっている半月前の幼鳥よりも暗色なのはイマイチ納得がいかないのです。
2005/11/28 福岡県 福岡市
   
初列は黒で、大雨覆暗色帯もないと言ってもよさそうなレベルですが、なんとなくオオセグロ的な顔に見えてしまうセグロの幼鳥です。
2014/09/04 千葉県 銚子市
   
見上げの飛翔写真、ダウンストロークです。角度が悪いなりに右翼にウィンドウがあること、そして見えている範囲に大雨覆の暗色帯がないことは確認できます。かなり新鮮な暗色味が強いセグロの幼鳥です。