Limnodromus scolopaceus  Long-billed Dowitcher

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チドリ目シギ科 (全長24〜30cm 同体型のタシギよりもやや大きい)
2012/04/05 佐賀県 佐賀市

シロートの一言。

成鳥冬羽→夏羽移行中、♂♀同色です。
ベーリング海峡を挟んだシベリア東部とアラスカ西部で繁殖し、北米大陸西岸から南部にかけて越冬します。しかしシベリアで繁殖した個体群が北米大陸西岸で越冬するとは思いがたく、アジア側にも越冬地があるはずでもしかしたら亜種の違いもあるかもですが、共に記載はなく、未だ不詳です。日本では数少ない旅鳥もしくは冬鳥で、ごく少数が越冬しています。そして日本ではオオハシシギ類全3種が見られますが、日本産オオハシとアメリカオオハシは似過ぎていて、幼鳥以外の識別はできないみたいです。ただしアメリカオオハシシギは過去2例だけの迷鳥ですし、あまり気にすることはないのかなと。。。なお、日本産オオハシシギは「ピッピッピッ」と澄んだ声で啼き、アメリカオオハシシギは「テュテュテュ」と早口で啼くそうで、啼き声での判別は有効だそうです。ただし、オオハシシギの啼き声はまだ聞いたことはないです。。。(^^;

オオハシシギ Limnodromus scolopaceus
  幼鳥
  幼羽→第1回冬羽移行中
  第1回冬羽
  成鳥冬羽
  成鳥冬羽→夏羽移行中
  成鳥夏羽
  成鳥夏羽→冬羽移行中(前期)
成鳥夏羽→冬羽移行中(後期)
  丈比べ

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