Limnodromus scolopaceus  Long-billed Dowitcher

オオハシシギTOP<
第1回冬羽< = 成鳥冬羽 = >成鳥冬羽→夏羽移行中
2013/12/03 佐賀県 佐賀市

シロートの一言。

成鳥冬羽です。
やや暗色気味の小雨覆が気にはなりますが、明らかな旧羽はどこにも見られませんし、成鳥冬羽で大丈夫なのではと? なお、この冬羽時には近似種アメリカオオハシシギとの識別はほとんどできないそうですが、仮に白い眉斑が目立っていたり、脇がより白っぽく見えている場合は可能性があるかもだそうです。。。(^^;
上同一個体です。
こんなふうに各羽を立てたときに旧羽が見つかりやすいのですが、何もないです。
上同一個体です。
三列が傷んでいるように見えて他の写真も見直しましたが、何故かこの写真だけ傷んでいるふうに写っていました。
2016/10/18 佐賀県 佐賀市
   
肩羽にうっすらと褐色味がある羽が気にはなりますが、10月半ばで幼羽や夏羽ではと思えるような旧羽はありません。成鳥冬羽で大丈夫です。
直上同一個体、飛翔写真上面です。
10月半ばで換羽中の風切羽がないのは成鳥としてどうなのだろうとは思いますが、逆に、10月の若鳥であればまだどこかに幼羽が残っているはずです。小雨覆も綺麗ですし、第1回冬羽個体の可能性はないです。
2007/12/18 福岡県 福岡市
   
毎年数羽の越冬個体が来ている場所での1枚です。クチバシが似てるからなのか、採餌中の仕草がタシギによく似ていました。
2012/03/22 佐賀県 佐賀市
   
小雨覆羽縁が白く目立っていて旧羽的なのですが、3月下旬で仮に小雨覆が幼羽のままならば羽縁はもっとボロボロに見えるはずです。若干傷みがある羽も見えますが成鳥冬羽換羽後の3月ならばこの程度普通かもと思え、成鳥冬羽判断です。
直上個体、翼の内側です。
日本産オオハシシギとアメリカオオハシシギは、この翼の裏側も見え方は一緒です。