Tadorna tadorana Common Shelduck
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カモ目カモ科 (全長58〜67cm マガモより大きい) |
2021/01/07 佐賀県 白石町 |
シロートの一言。 ♂繁殖羽です。 モンゴルから中央アジア・黒海沿岸にかけてと、北欧沿岸部に分かれて繁殖し、アジアでは中国南東部などで越冬します。亜種の有無は資料不足で分からないです。日本では冬鳥として主に西日本で越冬しますが、特に北部九州・有明海沿岸では多いようです。基本的には♂♀同色なのですが♂のほうが大きく、♀と若鳥は各3色(白黒茶)の境界が不明瞭で色が滲んで見えます。また、ツクシガモの親鳥はヒナが飛べるようになる前に世話役の数羽を残して繁殖地から別の特定の換羽場所へと集団で移動し、そこで全体換羽をすませたあとで越冬地に渡来するのだそうです。故に、越冬地で三列や初列に旧羽を持つ個体は全て成鳥未満若鳥ということになりますし、なんらかの理由で繁殖地へと飛べなかった越夏個体を除いて、エクリプスの羽を見ることはできないです。 |
ツクシガモ Tadorna tadorana | |
幼羽→第1回冬羽移行中 | |
♂第1回冬羽 | |
♂第1回夏羽 | |
♂成鳥 | |
♂繁殖羽 | |
♀第1回冬羽 | |
♀第1回夏羽? | |
♀成鳥 | |
丈比べ |
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