Bubulcus ibis coromanda  Cattle Egret(亜種レベルでの英名は不明です)

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ペリカン目サギ科アマサギ属 (全長46〜56cm コサギより小さい)
2013/05/11 佐賀県 白石町

シロートの一言。

成鳥夏羽婚姻色、♂♀同色です。
基本的には北回帰線以南、南半球に広く分布するサギで、日本はその生息域のほぼ北限に当たるようです。そしてアジアでは東南アジアからオセアニアかけて越冬しますが、中国南東部からインドシナ半島・インドにかけては留鳥です。全3亜種に分かれ、日本では亜種アマサギB.i.coromanda が夏鳥としてほぼ全国に渡来し繁殖しますが、南西諸島などでは少数が越冬しているそうです。そして「亜麻色の髪」の語源がこの鳥で亜麻鷺と書くものとばかり思っていたのですが、猩々は「しょうじょう」と読み。中国の古い書物に「声と姿は人の子に似て、酒を喰らう化け物」と紹介された赤ら顔の妖怪の名前からとられているそうです。ただし完全な間違いでもなく、亜麻鷺や尼鷺の字をあてることも普通にあるようです。因みに、亜麻色という髪の色は薄い栗色だそうですから。。。

アマサギ Bubulcus ibis       
亜種アマサギ Bubulcus ibis coromanda
  幼鳥
  成鳥冬羽
   成鳥夏羽
  成鳥夏羽婚姻色
  成鳥夏羽→冬羽移行中
  丈比べ

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