Bubulcus ibis coromanda  Cattle Egret(亜種レベルでの英名は不明です)

アマサギTOP<
幼鳥< = 成鳥冬羽 = >成鳥夏羽
2012/09/20 佐賀県 白石町

シロートの一言。

成鳥冬羽、♂♀同色です。
多くのアマサギ成鳥冬羽の前頭部には、頭頂に向かって一条の夏羽同色の体羽があります。以前の図鑑には背にも同じような黄金色の羽毛があるとされていましたが、今の図鑑にその記述はなくなったようです。そしてその頭部の色づいた羽毛の有無は冬羽極似の幼鳥及びチュウサギ冬羽との識別点なのですが、真っ白頭の成鳥もいるらしいです。そして識別点2つ目がクチバシで、夏羽時黒くならないアマサギ冬羽のクチバシは先端までやや赤味がかった黄色ですが、雛とのとき黒味が強いクチバシだったアマサギ幼鳥や、夏羽時黒くなるクチバシのチュウサギ冬羽には黒ずみが残ります。土塊がついてわかり辛い個体も多くいますが、先端まで黄色であればアマサギ成鳥冬羽で大丈夫なはずです。
2017/05/17 佐賀県 白石町
   
アマサギは4月の渡来時既に夏羽になっている個体もいますが、5月半ばで婚姻色を残したまま夏羽が薄くなっていた個体もいました。夏羽以前なのだか冬羽になったばかりなのだかの判断はできませんが、5月の冬羽個体です。。。
2005/06/13 佐賀県 唐津市
   
6月の冬羽には夏羽換羽遅れの心配はありませんが、直上5月個体共々、夏羽時にもあまり染まらない可能性がある去年生まれ若鳥(第1回夏羽)の疑いは残ります。ただしアマサギ若の夏羽換羽について書かれた図鑑は見たことがなく、判断はできないのです。
2017/08/08 佐賀県 白石町
   
全身純白に見えて幼鳥だと思って撮ったのですが、別写真にはかなり薄く頭部黄金色が写っていました。
2013/09/06 佐賀県 白石町
   
大きさが違いますからフィールドで見間違えることはありませんが、立ち姿の単独写真ではチュウサギ冬羽に本当によく似ています。そのため、僅かでも色づいた頭部が写っていれば安心できるのです。。。(^^;
直上同一個体です。、
そしてこの個体のクチバシは赤味がない黄色で幼鳥的にも見えるのですが、この前頭部は幼鳥であることも否定しています。