Larus ridibundus sibiricus  Black-headed Gull

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チドリ目カモメ科カモメ属 (全長37〜43cm ウミネコよりずっと小さい)
2014/03/28 熊本県 長洲町

シロートの一言。

成鳥冬羽、♂♀同色です。
一部北極圏を含むユーラシア大陸高緯度部全般で繁殖し、アジアでは日本からインドシナ半島東岸にかけて越冬します。亜種は欧州と極東に分かれた2亜種説と、亜種はないとする2説に分かれているそうですが、ここでは欧州亜種 L.r.ribibundus (通称コユリカモメ)を基亜種とする2亜種説で書いています。その基亜種は中国東岸には比較的多いのだそうで、日本国内の群れに混じっていてもクチバシも含めどの個体よりも小さかったり、2月頃から夏羽になっている個体がいれば可能性があるそうです。。。なお、アジア亜種も冬鳥で日本では全国へ渡来し越冬していますが、通常2年目冬で成鳥になる最も普通に見られる小型カモメです。ただしごく少数ながら、2年目で成鳥になれなかった2年目若鳥もある程度普通にいるみたいです。

ユリカモメ Larus ridibundus
亜種ユリカモメ Larus ridibundus sibiricus
  幼羽→第1回冬羽移行中
  第1回冬羽
第2回夏羽
  成鳥冬羽
  ユリカモメ成鳥冬羽→夏羽移行中(前期)
  ユリカモメ成鳥冬羽→夏羽移行中(後期)
  成鳥夏羽
  個体差
  丈比べ

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