Larus ridibundus sibiricus  Black-headed Gull

ユリカモメTOP<
第2回夏羽< = 成鳥冬羽 = >成鳥冬羽→夏羽移行中(前期)
2005/12/13 福岡県 福岡市

シロートの一言。

成鳥冬羽です。
もちろん沖縄は除くですが、ごく普通に一番多く見られるカモメです。2亜種説のときのヨーロッパ基亜種コユリカモメ L.r.ridibundus はクチバシが短く、頭部がより丸く見えるそうで、日本でも普通に越冬しているらしいです。しかしもうチョット何らかの外見的な特徴がないことには、普通には気づけないと思われます。
2012/10/15 北海道 根室
   

過去最も早く撮れた成鳥冬羽です。そしてこの時点で既に、最外側初列に白斑がありません。成鳥であっても最外側2枚に白斑がないのは普通みたいです。。。
2005/12/03 熊本県 長洲町
   

同一個体合成で背面写真が幼羽尾羽のように見えますが、左翼羽先が尾羽の上に被っているだけで、実際は真っ白の成羽尾羽です。
2013/12/05 熊本県 長洲町
   

12月初旬個体ですが、最外側初列白斑がありません。最初から持たなかったものだか、小さすぎてもう薄れてしまったものだか。。。
2014/12/26 熊本県 荒尾市
   
初列羽先白斑がなく第2回冬羽かもと思いながら撮っていたのですが、三列が被る位置の初列羽先に白斑がついています。そしてそれ以外に若いのではと疑える違和感が何もありません。白斑が擦れただけの成鳥なのだろうなと判断です。。。(^^;
おそらくは直上同一個体です。
同一個体の合成で直上写真とは連続写真ではないのですが、初列の特徴が同じで、たまたま同じ個体を撮っていたのだろうと思われます。
2012/01/30 熊本県 八代市
   

これと言って書く内容もない1月個体です。。。(^^;
2009/04/02 熊本県 八代市
   
夏羽換羽が大幅に遅れいてる個体です。初列羽先白斑がないために第2回冬羽かもとかなり疑いながら撮っていたのを覚えてはいますが、白斑以外の若いかもの違和感がありません。成鳥でも4月ならばもう白斑を持たないのも普通なのかもと。。。(^^;
2014/02/17 千葉県 銚子市
   

飛翔写真上面です。外側初列2枚には羽先白斑がありません。ただし10月個体でも最外側2枚の初列羽先に白斑はありませんでしたから、これは磨耗云々に関係なく普通です。
2014/02/22 千葉県 銚子市
   

飛翔写真もう1枚ですが、この個体左翼は外側4枚が羽先白斑を持ちません。この場合のP7〜8は磨耗のはずです。
2017/03/18 千葉県 銚子市
   

飛翔写真上面3枚目ですが、この個体の左翼も羽先4枚に白斑がありません。その有無だけでの2年目若鳥判断は難しいです。
2014/02/11 福岡県 福岡市
   

この2羽は共に成鳥だろうと思っていますが、初列外側2枚に白斑を持たない個体と、外側4枚に白斑を持たない個体です。第2回冬羽の場合所雨覆に暗色班を持つ個体が多いそうですが、まだそういう個体は撮れていないです。。。
2014/12/17 千葉県 銚子市
   
同一個体合成フルストロークです。12月で初列羽先に白斑はなくですが、それ以外に若さを疑えるヶ所もありません。羽先の擦れが早かった成鳥なのかなと。。。
2017/03/18 千葉県 銚子市
   

羽先白斑は全くない上に外側初列2枚の外弁側羽縁には黒条が目立っていて、2年目若かもと疑えそうな個体です。しかし角度的に、そして細すぎて写らないことがあるだけで、成羽でも最外側初列外弁には細い黒条があるのが普通みたいです。
2012/01/21 福岡県 糸島市
   

1月個体にもかかわらず、この個体にも初列羽先白斑がありません。もしかしたら最初から羽先白斑を持たない成鳥もいるのかもですが、それ以前に羽先自体が相当脆いのではと。。。
2020/10/18 佐賀県 佐賀市
   
飛び出しのアップストロークです。新しい内の成鳥初列羽先には白斑が目立ちますが、早い個体は春先には見えなくなっています。ただし、夏羽時まで見えている個体もいます。
2017/03/18 千葉県 銚子市
   
羽先白斑がだいぶ薄くなった3月個体、飛翔写真アップストロークです。
直上同日同場所、羽先白斑が全く見えなくなった別個体のアップストロークです。