Numenius madagascariensis  Far Easten Curlew

ホウロクシギTOP<
成鳥(夏羽)< = 丈比べ =
2014/01/31 佐賀県 佐賀市

シロートの一言。

成鳥同士、大きさ比べは手前左向きのダイシャクです。
ホオロクのほうが僅かに大きいのですが、こんなふうに並んだときでもない限りその差を意識することはないですし、お互いにけっこう個体差もあって、ときには大小の見え方が逆転していることもあります。基本ホオロクのほうが褐色味が強く、下面には縦班だけではなく横班も交じります。
直上同日同場所、多分別個体です。
ダイシャクは冬鳥ですが、有明海沿岸ではホウロクの一部が越冬して混群を作っていますし、夏には逆にホオロクの群れに越夏中のダイシャクが混じります。
2009/09/03 佐賀県 佐賀市
   
多分幼鳥同士、左ダイシャク、右ホウロクの体格逆転現象事例です。このホオロクが小さいのは間違いないようですが、この個体は真横ではなくやや斜め背面気味になっていますので余計に小さく写っているようです。
2013/10/03 佐賀県 佐賀市
   
この2羽の場合は、ホウロクだけが幼鳥です。
2016/05/05 佐賀県 佐賀市
   
上がホウロクで、下はダイシャクです。翼裏側の見え方は全く違いますが、腹側もホウロクは下尾筒寄りまで班が続きますが、ダイシャクはかなり手前から無班になります。また、ホウロクのほうが本来もっとその下地にも褐色味があります。
2014/08/26 佐賀県 佐賀市
   
飛翔写真上面識別はもっと簡単で、上面ビッシリ褐色なのがホウロクで、背が白く割れて見えるのがダイシャクです。
2016/06/03 佐賀県 佐賀市
   
下面腹側の班が少なくて例題写真としてはあまりいい写真ではないのですが、手前ホウロク、上はチュウシャクです。大きさの違いを除けば一見よく似ていますが、チュウシャクの胴体下面は横班です。
2020/10/18 佐賀県 佐賀市
   
けして小さくはないダイゼンですが、やはりホウロクは大きいのです。。。(^^;
2013/10/10 熊本県 八代市
   
手前ウミネコで奥は多分タイミルですが、カモメってけっこう大きいのです。
2021/10/26 福岡県 糸島市
   
ホウロクとハシボソガラスです。