Numenius madagascariensis  Far Easten Curlew

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成鳥(冬羽相当)< = 成鳥(夏羽相当) = >成鳥(擦れた夏羽)
2006/04/03 福岡県 福岡市

シロートの一言。

成鳥(夏羽相当)、春の渡り個体です。
20センチほどあるこのクチバシ込みで日本産シギ類最大です。そしてほぼ同じ大きさのダイシャクよりも褐色味が強く、下面の班も多く(特に横班が目立つ)、基本的には旅鳥ですが越夏・越冬個体共にある程度見られます。
2005/03/18 福岡県 糸島市
   

まだ3月ですがホウロクの春の渡りは早く、ダイシャクとの混群でもありませんでしたから、越冬個体ではなく渡来したての群れだったのだろうと思われます。
上同日同場所、別個体です。
この長いクチバシを突き刺して探しているのは、潟土に潜んでいる好物のカニ類だそうです。だからだと思うのですが、ダイシャクやチュウシャク以上にホウロクは干潟依存度が高く、淡水や草地では見たことはない気がします。
2023/03/19 佐賀県 白石町
   

褐色味が強い3月個体、背面です。
2012/04/05 佐賀県 佐賀市
   

直上同様、ザ・ホウロクと言う感じの褐色味が強く下面横班も多い4月個体です。
2009/04/09 佐賀県 佐賀市
   

4月個体、もう1枚です。
2016/05/04 佐賀県 佐賀市
   
5月個体ですが、肩羽外縁の小雨覆がけっこう傷んでいます。
2016/05/05 佐賀県 佐賀市
   
直上個体ほどではなさそうですが、直上同文です。。。(^^;
2011/05/16 佐賀県 佐賀市
   
縦班ばかりで、下面に横班が目立たないホウロクです。ダイシャクの場合は下地はもっと白く、特に脚基部から下尾筒にかけてはほぼ無班にみるのが普通です。
2016/06/03 佐賀県 佐賀市
   
6月の直上同様個体です。。。
直上同日同場所、別個体です。
手前ホウロクと、奥にダイシャクです。時々どっちつかずに見えるホウロクやダイシャクがいますが、その2種を一緒に並べると明らかに違いがわかります。
2016/05/05 佐賀県 佐賀市
   

飛翔写真ダウンストロークです。
直上同日同場所、ダウンストロークもう1枚はやや後方からです。
直上同日同場所、飛翔写真アップストロークです。