Numenius madagascariensis  Far Easten Curlew

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成鳥(冬羽) = 成鳥(夏羽) = >丈比べ
2006/04/03 福岡県 福岡市

シロートの一言。

夏の時期の成鳥です。
従来夏冬同色とされていましたが、新しい図鑑の中には夏羽とされている図鑑もあります。ただしまだ、冬羽と表記された図鑑写真は見たことがないです。もしかしたらですが、夏鳥だから単純にそう表記されただけなのかもしれませんが、夏冬外見的な相違はないと思えます。なお、20センチほどあるこのクチバシ込みで日本産シギ類最大です。そして上下肉色に見える幼鳥クチバシに対して、成鳥は上クチバシ全体及び下クチバシも先のほうは黒く見えます。
2012/04/05 佐賀県 佐賀市
   

The ホウロクと言いますか、下面地色の褐色味が強く、縦班横班も多い個体です。
2023/03/19 佐賀県 白石町
   

直上みたいな褐色味が強い個体の背面です。
2016/05/05 佐賀県 佐賀市
   
肩羽との境には傷んだ雨覆が集まっていて、下面寄りの雨覆羽縁は綺麗です。多分ですが、夏羽換羽でかなりの量の雨覆も換羽させているのではと思えそうです。
2016/05/04 佐賀県 佐賀市
   
1日違いの直上同場所、もちろん別個体ですが直上同文です。
2016/08/19 佐賀県 佐賀市
   
8月個体の雨覆はさすがに傷んでいます。
2018/08/25 佐賀県 佐賀市
    

激似ダイシャクとの一番の違い、斑がビッシリ入った翼の裏側です。三列は見えてませんが、クチバシで成長だと判断できます。
2011/05/16 佐賀県 佐賀市
   
下面横班があまり目立たない個体です。ただしたまたま横班が写っていないだけで、地色も下尾筒まで班が入っていることもホウロクの特徴です。
2016/06/03 佐賀県 佐賀市
   
直上以上に、横班が目立っていない個体です。この時は撮っている最中にそれに気づいてデジスコで追いかけていたのですが、肝腎の翼の裏は撮れませんでした。しかし、脚基部から下尾筒まで班が入っているのが見えますからホウロクで大丈夫です。
2016/05/05 佐賀県 佐賀市
   

飛翔写真上面も、全面暗褐色班に染まります。
直上同日同場所、飛翔写真ダウンストロークです。
直上同日同場所、飛翔写真アップストロークです。
直上同日同場所、飛翔写真下面です。