Vanellus cinereus  Grey-headed Lapwing

ケリTOP<
第1回冬羽< = 成鳥夏羽 = >成鳥擦れた夏羽
2014/02/02 福岡県 粕屋町

シロートの一言。
成鳥♂♀同色、夏羽です。
図鑑によっては夏羽・冬羽を区別されていない場合もありますが、ケリの夏羽期間は異常なほど長く、且つ早く、通常なら冬羽と言われる11月頃からひと冬を跨ぎ、冬羽換羽が始まる7月頃まで続くようです。その後褐色味を帯びた頭部(冬羽)に変わるのだそうですが羽衣は変わらずで(新羽換羽はしていると思われます)、まだケリの冬羽には出逢ったことがないです。。。
2016/11/20 静岡県 袋井市
   
虹彩がオレンジ色気味なのが気にはなりますが11月下旬、頭部は青灰色ですから夏羽個体です。通常、ケリの冬羽は9月前後の1〜2ヶ月、ごく短期間だけに限られるそうです。
直上同日同場所、同一個体だったかはわからないです。
2羽で行動していた上同一個体、もしくはその片割れのいずれかです。
2014/02/08 福岡県 粕屋町
   
つがいになっていた内の1羽です。ケリの繁殖期は早く、年末年始あたりにはもう繁殖地で縄張りを主張しています。
2007/02/23 福岡県 粕屋町
    
♂♀同色ですから写真的な意味はありませんが、この個体は交尾中から見ていた♂のほうです。
直上同一個体です。
横顔は険しく見えるのですが、正面顔はどことなくハトに似ていて笑えます。。。
直上個体と交尾をしていた♀のほうです。肉垂がずいぶん小さいのが分かりますが、これは個体識別には使えても♀の特徴というわけではあないですから。。。
2006/05/20 福岡県 粕屋町
   
初列雨覆と初列風切は黒く、大雨覆と次列風切は白いために翼の白黒コントラストが綺麗です。飛んでいる姿はタンチョウのそれを彷彿とさせてくれます。
2019/12/13 愛知県 稲沢市
   
翼角の小翼羽付近には爪があってバンダー(渡り鳥の標識調査員)の方はその大きさで♂♀を識別できるらしいと何かで読んだ記憶があるのですが、まるで始祖鳥への先祖返りみたいで、本当だろうかと??? 記憶違いかもですから。。。(^^;
直上同日同場所、着陸寸前の別個体です。
なお、12月ですが頭部は青灰色の夏羽で、ケリの冬羽期間は相当に短いようです。
直上同日同場所、ブレたのが悔やまれますが別個体の飛翔写真ダウンストロークです。
2014/02/08 福岡県 粕屋町
   
後ろからノビの瞬間を撮った、偶然のダウンストロークです。
2013/02/28 福岡県 粕屋町
   
翼の内側は白一色です。