Pernis apivorus  Honey Buzzard

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タカ目タカ科ハチクマ属 (全長♂57cm ♀61cm  ハシブトガラスより大きく、トビ同大かやや小さい)
2017/09/25 佐賀県 唐津市

シロートの一言。

♂成鳥(中間型)です。
極東中露国境域からシベリア南部にかけて繁殖し、図鑑によっては中国南部でも繁殖するとなっていますが、別の図鑑では中国南東部からインドにかけては留鳥とされていて、越冬地も中国南東部説とインドネシア半島東部説とに分かれています。そしてその南、インドネシアやフィリピンでは留鳥とされていて、分布域がまだ定まっていない部分があるようです。全6亜種に分かれるそうですが、日本産も含めて亜種名が見つかりません。。。日本では夏鳥として全国に渡来し繁殖していますが、和名由来はハチを好むクマタカみたいなタカから来ているそうで、土中のオオスズメバチやクロスズメバチの巣を襲ってはその幼虫を食べるそうです。なおハチクマは年齢性別に関係なく下面の見え方に様々な変異がある上に、成鳥♂♀・幼鳥とそれぞれ特有の特徴もあって変化に富んでいます。

ハチクマ Pernis apivorus
  幼鳥
  ♂成鳥
  ♀成鳥

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