Larus hyperboreus barrovianus  Glaucous Gull(亜種レベルでの英名は不明です)

アラスカシロカモメTOP<
= 第1回冬羽 (擦れた幼羽)= >交雑個体
2014/02/14 千葉県 銚子市

シロートの一言。

第1回冬羽(擦れた幼羽)です。
亜種シロカモメL.h.pallidissimus 同様基本的には擦れた幼羽で、シロカモメの生まれ年から翌年第2回冬羽換羽が始まるまでの外見の変化はただただ幼羽が擦れていくだけで、新羽換羽はないもののようです。。。そしてこの黄色と黒の車止めはどこの港にもある全国一律の規格(大きさ・高さ)のはずで、左上合成写真の普通のシロカモメでは胸の下のほうで収まる高さのものが、この個体は喉元あたりまで届いています。見た瞬間小さくて、アラスカシロカモメだろうと直感した個体です。そして初列風切羽先は、尾羽から大きく突出しています。
2014/02/15 千葉県 銚子市
   

後ろのオオセグロカモメに比べて小さすぎる感じで、より小さなクムリーンかもとも疑いましたが、クチバシのパターンはシロカモメのものです。
2018/02/19 茨城県 神栖市
   

この個体も見た瞬間から、少し後ろで斜め向きで写っているオオセグロのほうが大きく見えていました。そして写真になってみると、初列の大きな突出も確認できました。