Numenius arquata orienatalis  Eurasian Curlew(亜種レベルでの英名は不明です)

ダイシャクシギTOP<
第1回冬羽< = 第1回夏羽 = >擦れた第1回夏羽
2016/05/05 佐賀県 佐賀市

シロートの一言。

第1回夏羽なのではと。。。
5月でこの傷みきった肩羽と雨覆、尾羽羽先もボロボロで、褐色の初列羽先と虫喰いのような羽縁ながら暗色部分と淡褐色部分が同じくらいの幅に見える三列などもまだ幼羽のままなのではと想像です。ただしダイシャク若鳥の中には、第1回夏羽換羽で肩羽の新羽換羽をさせている個体もいるようです。
上同一個体です。
ボロボロ雨覆に対して、それ程でもない肩羽み見えています。目立たないながら、生まれ年秋から翌春という長いスパンで、一度は肩羽の換羽がなされているのではと思えそうです。ただし、図鑑での裏付けはありませんから。。。(^^;
2009/04/09 佐賀県 佐賀市
    
雨覆こそ上個体程度に傷んで見えますが、肩羽は意外に綺麗な個体です。そしてクチバシも短く見えるのですが、生まれ年翌年春まで幼羽名残のクチバシとは思い辛くて、単なる個体差、あるいは性差などではと(多分♂)?
直上同日同場所、別個体です。
褐色味が強い肩羽は、換羽なったばかりの新羽のように見えます。図鑑に記述はありませんが、ダイシャクは生まれ年秋から翌春の間で、肩羽と多分体羽だけの最初の換羽を行っているのではと疑っています。なお、初列羽先は擦れた褐色で、その上に被った三列は変形した△班的にも見えそうで、成鳥ではなくまだ若鳥のはずです。