Larus ridibundus sibiricus  Black-headed Gull

ユリカモメTOP<
第2回夏羽< = 成鳥冬羽 = >成鳥冬羽→夏羽移行中
2005/12/13 福岡県 福岡市

シロートの一言。

成鳥冬羽です。
もちろん沖縄は除くですが、ごく普通に一番多く見られるカモメです。2亜種説のときのヨーロッパ基亜種コユリカモメ L.r.ridibundus はクチバシが短く、頭部がより丸く見えるそうで、日本でも普通に越冬しているらしいです。しかしもうチョット何らかの外見的な特徴がないことには、普通には気づけないと思われます。
2008/01/03 福岡県 糸島市
   

成鳥冬羽の群れです。風切羽羽先白斑はかなり脆いようで、1月でもう見えなくなろうといています。
2014/02/17 千葉県 銚子市
   

飛翔写真上面です。成鳥の風切羽羽縁は白いのが普通みたいですが、最外側外縁羽縁が線状に黒くなっている個体も普通にいるみたいです。
2017/03/18 千葉県 銚子市
   

飛翔写真上面もう1枚です。この個体は最外側1枚だけではなく、P9外縁にも黒条があります。当初は2年目若鳥ではと思ったものですが、撮りためた写真を見てみるとある程度普通にいるみたいです。
直上同日同場所、別個体ダウンストロークです。
この個体のP9・P10外弁側羽縁にも黒条が目立っている上に羽先白斑はなくで、より2年目若鳥が疑えるような個体です。しかしそれ以外に不審な点もなくで、成鳥冬羽なのではと今のところの判断です。実際、外側初列外弁羽縁の黒条はけっこう多くの個体が持っています。
2020/10/18 佐賀県 佐賀市
   
飛び出しのアップストロークです。新しい内の成鳥初列羽先には白斑が目立ちますが、早い個体は春先には見えなくなっています。ただし、夏羽時まで見えている個体もいます。
2017/03/18 千葉県 銚子市
   
羽先白斑がだいぶ薄くなった3月個体、飛翔写真アップストロークです。
直上同日同場所、羽先白斑が全く見えなくなった別個体のアップストロークです。