Larus hyperboreus pallidissimus  Glaucous Gull(亜種レベルでの英名は不明です)

シロカモメTOP<
擦れた幼羽< = 第1回冬羽 = >第2回冬羽
2014/02/17 千葉県 銚子市

シロートの一言。

第1回冬羽のはずです。
図鑑の中には「幼鳥/第1回冬羽」とひとまとめにされている場合もありますが、ここでは幼羽褐色斑と真っ白に見える羽が混じっていれば全て第1回冬羽個体なのだろうと勝手に解釈で、換羽なった新羽確認はムリだと諦めました。故にまだ褐色斑が残っている幼羽と、擦れ切って白くなった幼羽を纏った擦れた幼鳥も混じっているはずですから。。。  m(_ _)m
2018/02/18 千葉県 銚子市
   

淡褐色斑がない白い羽の他に、地色がやや暗色がかった灰白色に見える羽も混じっています。もしそれが上背と肩羽だけにあるのであれば新羽の可能性もあるかもですが、この時点で雨覆にもあるということは、多分幼羽の擦れ方の違いなのではと判断です。
2014/02/20 千葉県 銚子市
   
ページTOP個体同様雨覆に僅かに幼羽褐色斑が残るだけで、第1回夏羽としたいような2月個体です。
2017/02/28 山口県 下関市
   

北部九州でも幼鳥・若鳥なら飛んできたことがあるそうですが、九州のすぐ手前、過去最も西で撮ることができたシロカモメです。
2010/03/04 北海道 根室市
   

頭頸部から胸元にかけて多くの灰褐色班が残っていた、いかにも冬羽という感じの3月個体です。
直上同一個体、背面です。
肩羽には細い羽軸だけの白色無班の羽と、うっすらと軸班が残った羽が見えています。当初は、前者の白色無班が第1回冬羽換羽の新羽ではと思っていたのですが、そう簡単でもないみたいです。。。(^^;
直上同日同場所、別個体です。
西陽に少し染まっていますが、ほぼ無班の肩羽(下段は除く)と細かな褐色軸班の雨覆がハッキリと分かれて写っています。
2008/03/27 北海道 根室市
   

白色無班に見える肩羽は少なく、腹下に褐色斑が多い3月個体です。
2008/03/29 北海道 根室市
   

3月末個体です。この時点で図鑑にある第1回夏羽換羽の肩羽を持たないと言うことは、越夏個体でもいないことには日本国内でだ1回夏羽を見るのは難しいようです。
2014/02/17 千葉県 銚子市
   

飛翔写真上面です。
直上同日同場所多分別個体、飛翔写真ダウンストロークです。
ただし同一個体だったかは、わからないです。。。
直上同日同場所多分別個体、飛翔写真アップストロークです。