Aythya marila mariloides  Greayer Scaup(亜種レベルでの英名は不明です)

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♂エクリプス→繁殖羽移行中(後期)< = ♂繁殖羽 = >♂繁殖羽→エクリプス移行中(前期)
2017/03/17 千葉県 銚子市

シロートの一言。

♂繁殖羽です。
側面体羽はキンクロのような純白ではなく、微細な波模様が密に入っていますが、それが写真に写り込むことはあまりないです。そしてスズガモの頭頂部は目よりも少し前方にあって、前頭部がデコッパチ(死語かも)気味に見えますが、北米産近似種コスズガモの頭部は普通に丸く頭頂部は普通に頭部中央部にあります。
2017/12/13 鹿児島県 霧島市
   
まだ12月半ば、第1回冬羽を強く疑った個体です。しかし肩羽より暗色波模様の雨覆に、下面腹側は白色無班で胸元下のほうまで頭頸部の体羽が密に入っています。エクリの体羽が最後まで残る脇にも♂繁殖羽体羽があって、過去イチ早い♂繁殖羽個体です。
2014/02/15 千葉県 銚子市
   
側面体羽が妙に汚れて写っていた個体です。この個体も第1回冬羽を強く疑いましたが下面写真はなく、クチバシ上面に黒色線状班もないことから今のところ成鳥判断です。
直上同日同場所、繁殖羽下面です。
直上個体がこの下面であれば文句なく成鳥判断ですが。。。(^^;
2008/03/25 青森県 大間町
   
クチバシ上面に暗色班がありますが、下写真の雨覆と下面の様子に若鳥の疑いはないです。逆に、年齢識別でクチバシの暗色線状班が絶対ではないとわかりました。
直上同一個体です。
6月に撮った第1回夏羽判断若鳥の雨覆は褐色で、この冬成鳥になったばかりの若い成鳥の可能性はあるのかもですが証明の使用はないです。そして、クチバシに線状班が残っていてもこの個体に第1回冬羽の若鳥の可能性はないです。
2010/03/10 北海道 根室市
   
太陽光反射での緑色光沢ですから、曇天時は真っ黒にしか写らないのです。。。(^^;