Uria aalge  Common Murre

ウミガラスTOP<
= 成鳥冬羽 = >丈比べ
2010/03/17 北海道 根室市

シロートの一言。

TOPと同一個体、成鳥冬羽です。
横顔(白い部分の見え方)の違いでこの冬羽時に同定違いはありませんが、共に頭頸部が真っ黒になる夏羽時には近似種ハシブトウミガラスに酷似しています。しかしウミガラスのクチバシは夏冬共に真っ黒ですが、ハシブトのクチバシ会合部には夏冬共に短いものの目立つ白線が入っています。だいたいそれだけで識別はできるはずですが、胸の白と黒の体羽の境界部分はウミガラスだと緩やかなカーブを描いて区切られていて、ハシブトだと腹側の白い体羽が喉元まで鋭角に切れ上がっています。
上同一個体です。
上同一個体です。
翼を広げると翼帯は本当に細く、空を背景にした飛翔中はほとんど見えなくなると思われます。
上同一個体です。
白い体羽の脇には細い黒条が斜めに短く入るらしいのですが、この写真では分からないのです。。。(^^;
上同一個体です。
昼間から外洋性の海鳥が港内などにいるときは若鳥か、なんらかのトラブルを抱えた成鳥であることが多いそうですが、この個体は油曝していました。。。