Grus monacha  Hooded Crane

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2006/01/26 山口県 防府市

シロートの一言。

成鳥です。
冬の出水は万羽ヅル状態ですから普通のナベヅルは撮る気も起きないのですが、さすがに他の地で見ると存在感があります。そしてこの地味な体色にも個体差があって、ほとんど黒にしか見えない個体からかなり灰色味が強い個体までさまざまで、白っぽい個体の中にはクロヅルとの交雑の影響でそう見えている個体もあるかと思われます。
2008/11/01 鹿児島県 出水市
   
99年〜2000年シーズンに保護された個体だそうでその時の性別や年齢、保護された理由等、何も教えてはもらえませんでした。すごい親切なメールを送ってくれる方もいるのですが、山階の人も人それぞれのようです。
2008/01/17 鹿児島県 出水市
   
頭部赤斑が殆ど写っていない個体です。赤斑がないことイコールで2年目若鳥かもと思ったものですが、ただ単に気持ちが静寂な状態の成鳥かもで、頭部赤班を持つツル種は興奮するとその赤班が広がるのだそうです。
2013/01/19 鹿児島県 出水市
   
直上同様頭部赤班が目立たない個体もう1体ですが、全体にかなり灰色味が強い個体です。
直上同日同場所、より明灰色に見える別個体です。
ナベクロと呼ばれるクロヅル交雑個体の子孫なのだろうとは思いますが、この個体は単に色が白っぽいと言うだけでクロヅルの特徴は何もなく、この程度ならばナベヅル範疇なのだろうと推察です。
2008/02/01 鹿児島県 出水市
    
頭部赤斑がずいぶん大きな個体ですが、ツル類の頭部赤斑は赤い羽毛があるのではなく皮膚の露出で、興奮すると広くなるそうです。となると、目の前にエサを見つけて興奮している個体なのかもです?
2013/01/31 鹿児島県 出水市
   
啼き交わしのときは当然興奮しているはずで、頭部赤班が広がっています。
直上同日同場所、飛翔写真浅いダウンストロークです。
直上同一個体、深いダウンストロークです。
直上同一個体、浅いアップストロークです。
直上同一、深いアップストロークです。