Numenius phaeopus variegatus  Whimbrel(亜種レベルでの英名は不明です)

チュウシャクシギTOP<
第1回夏羽< = 成鳥 = >丈比べ
2009/05/19 佐賀県 白石町

シロートの一言。

成鳥です。
このように肩羽と雨覆で色や傷みかたに差異がない春の渡り個体は、だいたい成鳥で間違いないはずです。過去に一度だけ肩羽と雨覆の見え方に違いがあった個体は、第1回夏羽の若鳥なのではと判断しました。。。
2009/04/09 佐賀県 佐賀市
   
ややクチバシが短いような感じで、肉色の下クチバシも目立っていますが、雨覆などに明らかな旧羽はない以上第1回夏羽の若鳥ではないはずです。
2016/05/02 佐賀県 白石町
   
春の渡り個体の後ろ姿です。
2009/08/20 熊本県 荒尾市
   
8月下旬早々に戻って来た、秋の渡り個体です。雨覆や三列は傷んだ旧羽のまま、肩羽の新羽換羽が始まっています。
2009/08/22 熊本県 荒尾市
    
一番手前の中央個体は直上同文ですが、その奥の見切れした個体はまだ擦れた肩羽のままのように見えそうです。
2010/09/15 長崎県 対馬市
   
9月半ば個体ですが、肩羽にはまだ旧羽を多く残しています。
直上同一個体、背面です。
2007/10/03 福岡県 糸島市
   
クチバシの肉色がずいぶん目立っていて当初は幼鳥ではとしていた個体ですが、この長さまでなっていればもう成鳥判断とするしかないのかなと。。。(^^;
2020/10/18 佐賀県 佐賀市
   
ずいぶん遅く渡来したものか居残っていたものか、新羽換羽なったあとの成鳥のようです。。。
2017/04/28 佐賀県 佐賀市
   
飛翔写真上面です。背の見え方はけっこう個体差があって、このようにほぼ純白に見える個体もいます。ヨーロッパ産基亜種 N.p.phaeopus もだいたいこれくらいの感じで見えるみたいです。
2019/05/08 佐賀県 佐賀市
   
背はだいたい直上同等の見え方ですがやや暗色班が多く、腰の暗色班の範囲は広くなっているようです。
2017/04/27 佐賀県 佐賀市
   
白地に暗色縦班が多い個体です。もしこの感じで下地が白ではなく褐色であった場合、北米産亜種 N.p.hudsonicus になるようです。
2007/05/02 熊本県 荒尾市
   
亜種が違うのではと疑っている、白地に暗色横班の個体です。
2016/05/05 佐賀県 佐賀市
   
広げた尾羽写真です。
2019/05/08 佐賀県 佐賀市
   
飛翔写真アップストロークです。下面写真はホウロクと殆ど同じに見えますが、大きさもクチバシの長さも違います。あと、ホウロク腹側は縦班のほうが目立って脇に横班ですが、チュウシャク腹側は全て横班です。
2016/04/25 佐賀県 佐賀市
   
翼下面写真、もう1枚です。