Philomachus pugnax　　Ruff

エリマキシギＴＯＰ＜
♂幼羽→第１回冬羽移行中＜ ＝　♂第１回冬羽→第１回夏羽移行中　＝ ＞♂第１回夏羽
2022/04/09　佐賀県　白石町

シロートの一言。

おそらくは、♂第１回冬羽→第１回夏羽移行中のはずです、
エリマキシギの成若判断はひとえに脚色なのですが、この写真では見づらくても真下写真にはハッキリと写っています。ある程度鮮やかさがある黄色で幼鳥の脚とは違いますが、成鳥とするにはイマイチで、もうチョット赤味がかってくれていれば文句なしだったのですが。。。と言うことで、逆に言えばそれこそが若鳥の脚色なのかなと開き直ってみました。次に、灰褐色の雨覆も擦れた幼羽なのではと判断です。肩羽と同じ軸班の雨覆も目立ってはいますが、旧羽のこの擦れ方は冬羽換羽の成羽と言うよりは幼羽のままなのではと判断です。
上同一個体です。
本当にこの脚色が全てなのですが、微妙な色味なのです。。。
上同日同場所、だいたい似たような感じの別個体です。
2022/04/03　佐賀県　白石町
　　　
フィールドでの印象はエリマキがかなり小さく見えて♀判断だったのですが、この頭と体のバランスは♂の間違いだったのではと判断を見直しました。
2011/04/13　佐賀県　白石町
　　　　　
若干幼鳥寄りに見えそうな脚色個体です。そして合成写真の上のほうに、暗色無班の羽が退色していく様子が写っていました。そしてその周囲の幅広羽縁が幼羽の特徴だと思っているのですが、擦れた後に幼羽と冬羽の識別ができるものかは難しそうです。。。
直上同日同場所、よく似てますが灰褐色の雨覆が少ない別個体です。
2016/04/16　佐賀県　白石町
　　　　　
脚色は蓮田の泥水込みですが鈍く、灰褐色の擦れた幼羽だと思っている羽が肩羽にまで目立っている個体です。