Anthus cervinus　　Red-throated Pipit

ムネアカタヒバリＴＯＰ＜
＝　冬羽　＝ ＞夏羽
2007/11/24　佐賀県　白石町

シロートの一言。

冬羽です。
当初は全く赤味がない冬場の個体を第１回冬羽で、僅かに赤味がある個体を成鳥冬羽なのではと思っていたのですが、大雨覆や尾羽などでの幼羽の証拠を見つけられずで、年齢識別は諦めました。顔にうっすら赤味があるタイプも、全くないタイプも、個体差として♂♀同色の同じ冬羽判断としました。ただし４月個体で完全に赤味がない個体にはまだ出逢えておらずで、♀が年中同じ羽衣ということはないのではと思っています。
2007/12/05　佐賀県　白石町
　　　
上個体ほぼ同様、僅かに眉班辺りが染まった感じの個体です。
直上同一個体です。
最外側次列風切に旧羽があるように見えますが、大雨覆には新旧と思えるほどの変化は見られずで、若鳥ではないだろうと判断です。
2011/12/13　佐賀県　佐賀市
　　　
眉班と胸の辺りが少し染まった個体です。
2018/01/21　長崎県　諫早市
　　　
顔だけではなく胸元まで赤く染まりだしていた１月個体です。
2019/01/24　熊本県　玉名市
　　　
顔だけなら夏羽ではと思えるような１月個体です。この程度であればある程度普通にいますし、もしかして♂冬羽の可能性があるのかもです？
2008/02/23　佐賀県　白石町
　　　
赤く染まった顔で、三列や尾羽羽縁にも傷みが目立つ個体です。しかし大雨覆の内外に目立った変化は見られずで、若い個体ではないはずです。
2012/03/13　佐賀県　白石町
　　　
３月半ばのほぼ赤味がない個体です。可能性としては♀かもですが、単純に夏羽変化が遅れているだけなのだろうと。。。
2016/03/15　長崎県　諫早市
　　　
同じ群れにもっと顔が赤くなった個体や、更に胸まで染まった個体もいましたが、ページＴＯＰ１１月個体と大差なく見える個体です。
直上同日同場所、別個体です。
４月末や５月ではこういう冬羽然とした個体をまだ見たことがありませんし、単純に夏羽変化が遅れているか変化が少ないだけの個体で、可能性としては♀か若いのかの♂♀同色と見るのが一番妥当なのではと。。。
2018/01/20　長崎県　諫早市
　　　
地上でのノビの一瞬、翼上面です。
2017/01/28　長崎県　諫早市
　　　
静止写真が撮れてませんが、地上での翼上面写真もう１枚です。外側初列３枚程度が羽先が尖り気味で他の羽より長めですが幼羽のままと思える古さは感じられずで、今のところ成鳥判断です。。。