Zosterops japonicus japonicus  Japanese White-eye

メジロ科TOP<
スズメ目メジロ科メジロ属  (全長12cm スズメより明らかに小さい)
2009/03/05 福岡県 粕屋町 

シロートの一言。

羽衣は年中変わらず♂♀同色、年代や季節による変化もありません。
亜種違いで、日本と中国黄海沿岸から南部にかけてそれぞれに留鳥です。全9亜種に分かれ、日本では基亜種メジロZ.j.japonicus が本州以南で留鳥、北海道では夏鳥です。他に、各地国内固有亜種は以下の通りです。

・亜種リュウキュウメジロ Z.j.loochooensis が奄美諸島から大東島以外の琉球諸島。
・亜種ダイトウメジロ Z.j.daitoensis が南北大東島。
  (上記2亜種は脇にまったく褐色味がなく、下面は純白に見えるそうです)
・亜種シマメジロ
Z.j.nsularis が種子島・屋久島。
・亜種シチトウメジロ
Z.j.stejnegeri が伊豆諸島(典型的な個体は明らかにクチバシが長い)。
・亜種イオウジマメジロ
Z.j.alani が小笠原諸島南端の火山列島に留鳥です。

※ そして近似種チョウセンメジロとの識別ですが、チョウセンメジロのクチバシ基部はピンクか肉色で、日本産メジロのクチバシ基部は青灰色です。そして最大の識別点、脇には濃い褐色の絵の具を平筆で塗りつけたような褐色斑があります。日本産メジロでも脇にぼんやりとした褐色斑を持つ個体は普通にいますが、ネット上で見た褐色班の付き方は明らかに違いますから。。。


※ いつの頃からか、チョウセンメジロのクチバシ基部の色のについては図鑑に記述されなくなって、真っ黒クチバシ説や、脇の褐色斑も♂だけらしいとされた記述も読んだ記憶があります。情報がやや錯綜としているようです。。。 

メジロ                
基亜種メジロ  Zosterops japonicusjaponicus   
  幼鳥
  成鳥(冬羽相当)
  成鳥(夏羽相当)
  番外
亜種リュウキュウラメジロ  Zosterops japonicus loochooensis
リュウキュウメジロTOP
  成鳥
亜種シチトウメジロ  Zosterops japonicus stejnegeri
シチトウメジロTOP
  成鳥
  丈比べ
オガサワラメジロ  (一時期は亜種とされていましたが、現在は無効になっています) 
オガサワラメジロTOP
幼鳥
  成鳥

ホームページTOP<
めにゅーへ