Larus vegae  Vega Gull

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2012/01/08 福岡県 糸島市

シロートの一言。

第1回冬羽です。
真っ黒初列と暗色帯がない大雨覆は共にセグロカモメの特徴で、右上合成写真の翼上面には内側初列にできる淡色域(ウィンドウ)も写っています。その上で、肩羽には明らかに幼羽とは軸班が違う第1回冬羽換羽の新羽が見えています。換羽量はまだ半分程で鳥類用語での定義がどうなっているのかは知りませんが、年明け1月はもう移行中ではなく第1回冬羽と断定してもいいのではと。。。
2008/01/14 福岡県 糸島市
   

年明け1月、地色が擦れてだいぶ白くなってきた個体です。ただし、モンゴルが持つ白さではないです。
2012/01/21 福岡県 糸島市
   

ページTOP個体によく似た個体で同じ撮影場所でもありますし、もしかしたら半月後の同一個体なのかもです?
直上同日同場所、三列軸班に白色部分がない別個体です。
この三列だけならばホイグリン系ですが、この地色と大雨覆では、タイミルの可能性もないです。
2012/01/31 福岡県 糸島市
    
地色がかなり白く、モンゴルの第1回ではと思った個体です。しかしモンゴルのページに置いてみると、白さが足りずに浮いていました。この程度では普通にセグロ(ベガ)だったみたいです。。。(^^;
2014/02/17 千葉県 銚子市
   

直上個体ほど白くなってはいませんが、クチバシ基部がだいぶ肉色に変わっていた2月個体です。
直上同日同場所、別個体です。
肩羽の換羽よりもクチバシの肉色変化が先行している個体です。
2012/02/29 福岡県 糸島市
   

磨耗が進んでなのだか、肩羽軸班がほぼ白くなっていた個体です。。。
2014/04/14 福岡県 糸島市
   

褐色の初列が目風切立っていて、当初はオオセグロとの交雑を疑っていた個体です。しかし4月のオオセグロ幼羽初列は褐色ではなく、もっと白くなっています。夏羽換羽は遅れているだけの初列が摩耗褪色しているセグロ(ベガ)なのかなと判断を改めました。
2014/02/23 千葉県 銚子市
   

たまたま並んでいた、第1回冬羽と第2回冬羽のセグロカモメです。肩羽の違いはもちろんですが、初列風切も第1回冬羽はまだ褐色の幼羽で、第2回冬羽は前年秋に初めての換羽を終えた羽先白斑がない黒い羽です。
2014/01/04 福岡県 糸島市
   

着地直前の翼上面写真です。内側初列風切4〜5枚が淡色で、これはセグロとモンゴル両幼羽初列風切の特徴でウィンドウと呼ばれています。ホイグリン幼羽にはありませんが、タイミルだと不明瞭ながら気づける個体もいるそうです。
2018/02/18 千葉県 銚子市
   

飛翔写真、ダウンストロークです。
2014/01/13 福岡県 糸島市
   
飛翔写真、アップストロークです。