Larus smithsonianus  American Herring Gull

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チドリ目カモメ科カモメ属 (53〜65cm セグロカモメ同大ですが、わずかに小さく見える場合が多いそうです)
2015/03/14 千葉県 銚子市

シロートの一言。

成鳥冬羽♂♀同色です。
扱いがまだ流動的な大型カモメで、北米大陸北部で繁殖し、大陸両岸の中南部で越冬します。以前は北半球全域に生息する旧セグロカモメ種の北米産亜種とされていましたが、アジア産セグロ(ベガ)とモンゴル、更にこのアメリカ3亜種で構成される別種とする説、または単独で独立種とする説など諸説あって、ここでは独立種として扱っています。が、日本鳥類目録第8版では「検討種」とされているそうで、次回第9版では扱いがまた変わっていると思われます。日本ではごく稀な冬鳥として関東以北へ渡来し越冬します。日本産セグロカモメ(ベガ)より背の色は極めて薄く(ユリカモメ同等)、虹彩は黄白色のみ、眼瞼は黄色〜淡いオレンジ色、そして成鳥でもクチバシ先に赤班だけではなく黒班も持っている個体が多いそうです。故にこの個体も撮っているときは第4回冬だと思って撮っていたのですが、成鳥判断に改めました。

アメリカセグロカモメ Larus smithsonianus
  第3回冬羽
  成鳥冬羽
  丈比べ

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