Grus vipio  White-naped Crane

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ツル目ツル科 (全長120〜153cm ナベヅルよりずっと大きく、タンチョウほぼ同大)
2015/12/18 長崎県 諫早市

シロートの一言。

♂♀同色、夏羽・冬羽の変化もありませんが通常家族単位で行動を共にするそうです。
極東中露国境域からモンゴル・中国北東部で繁殖し、朝鮮半島や中国東部で越冬します。亜種の有無は資料不足で分からないです。日本では冬鳥で毎年出水には2000羽くらい渡来しますが、有明海沿岸の干拓地などにも少数が飛来します。3年目で成鳥(成鳥羽)になる大型のツルで静止時の外見は2年目若鳥でも成鳥と変わらずに見えますが、飛翔写真の雨覆などにはわずかに幼羽が写っている場合があるようです。そして多くは4年目で繁殖行動をとるそうですが、稀には3年目で繁殖する個体もいるそうです。親鳥と子が一緒に行動するのは生まれ年翌年の繁殖期が始まるまでで、そのあとは若鳥は若鳥だけの群れを作って繁殖に先立つ1年ほど前、早ければ生まれ年翌春から若鳥同士のペアリングが始まるそうです。そして最も早い個体は生まれ年翌秋にはつがいとなって渡来するそうですが、まだ繁殖はできないそうです。

マナヅル Grus vipio
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