Grus grus lilfordi Common Crane(亜種レベルでの英名は不明です)
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ツル目ツル科 (全長110〜125cm ナベヅルより大きい) |
2019/11/29 鹿児島県 出水市 |
シロートの一言。 成鳥♂♀同色、夏羽・冬羽の変化もありません。 シベリアの一部から中央アジア・北欧にかけたユーラシア大陸中高緯度部で繁殖し、アジアでは中国東部やインド北部などで越冬します。ウラル山脈の東西で2亜種に分かれるそうで、日本では数少ない冬鳥としてアジア産亜種クロヅル G.g.lilfordi が少数渡来し、出水でも毎年数羽が越冬しています。そして図鑑に何年で成鳥になるのかの記述はありませんが、成鳥の側頭部には肉眼では気づけないほど小さな赤斑があって、その有無で若鳥と成鳥の区別ができるもののようです。ただしその大きさには個体差がある上に写真でも条件が良くなければ写らず、赤斑がないイコールで若鳥だと決めつけるわけにもいかないようです。ただ、幼鳥と成鳥の間には成鳥似の中間若鳥がいて、成鳥になるのに最短3年はかかっているもののようです。 |
クロヅル Grus grus | |
亜種クロヅル Grus grus lilfordi | |
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成鳥 | |
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