Grus grus lilfordi  Common Crane(亜種レベルでの英名は不明です)

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幼鳥< = 成鳥 = >丈比べ
2019/11/30 鹿児島県 出水市

シロートの一言。

成鳥です。
成鳥の側頭部には写真じゃないと見つけられないような、小さな赤斑があります。これがあれば成鳥でなければまだ若鳥だそうですが、ときとして成鳥でも写らない場合もあるみたいで、赤班が写ってないから若鳥という安直な判断はできないようです。そして同大のナベヅルとは種としての習性が似ていて繁殖地も近いために交雑個体も多く、出水では毎年数羽の「ナベクロ」と名付けられた交雑個体(多分交雑第1世代だけかも?)が観察されていますし、ナベヅルなのにこのクロヅル並みに白い個体はある程度普通にます。
直上同一個体です。
原寸大で散々調べましたが、この写真での頭部赤班は確認できませんでした。
2019/11/29 鹿児島県 出水市
   
頭部赤班の確認ができなかった個体です。
2020/12/07 鹿児島県 出水市
   
ヨーロッパ基亜種並みに虹彩が赤い個体ですが、本来の基亜種は頭部もタンチョウ並みに赤く、背はかなり茶褐色がかっていてアジア亜種とはかなり違って見えるようです。
2008/11/01 鹿児島県 出水市
   
黒い羽衣の多寡にはある程度個体差があるみたいで、雨覆や三列に黒い羽が少なくてかなり白っぽい個体です。
2020/12/07 鹿児島県 出水市
   
ページTOP個体同様、雨覆や三列に比較的黒い羽が多い個体です。ナベヅルとの交雑個体の場合は黒い羽がより多くなることがありますが、この程度は標準かもです。。。
2020/03/05 鹿児島県 出水巣
   
直上同日同場所、飛翔写真上面です。
直上同一個体、飛翔写真アップストロークです。