Charodrius mongolus stegmanni  Lesser Sand Plover(亜種レベルでの英名は不明です)

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幼鳥< = 第1回夏羽 = >第1回夏羽→成鳥冬羽移行中
2013/05/26 熊本県 荒尾市

シロートの一言。

第1回夏羽なのではと?
見た目は擦れた冬羽なのですが、5月末なのです。メダイチドリは♀も夏羽時は赤く染まりますし、チドリ科としては冬羽換羽が遅く、8月9月になってもまだ赤味を残した冬羽移行中個体が普通にいます。残る解は、前年生まれの若鳥のためにまだ赤味を持たない第1回夏羽とするのが一番納得ができるのではと。。。出来得れば雨覆がもっと傷んでいればとも思いますが、三列にはかなり傷んだ羽も混じっています。多分大丈夫なのではと。。。
2009/04/08 佐賀県 佐賀市
   
まだ4月上旬だからか赤味もなく、逆に雨覆の傷みは酷い個体です。
2010/04/29 熊本県 荒尾市
   
この個体も4月末で夏羽の特徴が何もなく、上背と肩羽は新しそうに見えます。そして雨覆は見事に褪色していますし、第1回夏羽なのだろうと判断です。
直上同日同場所、別個体です。
4月末ですが、秋の渡りで見られる冬羽移行中みたにも見える個体です。前頭部にはうっすらと黒班がありますし、♂なのかなと。。。
直上同日同場所別個体です。
赤味が薄い♀成鳥夏羽なのだか、逆に赤味が多い第1回夏羽なのだか、雨覆の傷み方もどっちつかずで一旦は♀成鳥夏羽ではとしていた個体です。しかし改めて他の♀成鳥夏羽個体と見比べてみて、この傷んだ雨覆はやっぱり若かなと判断を改めました。