Accipiter gentilis fujiyamae  Northern Goshawk(亜種レベルでの英名は不明です)

オオタカTOP<
= 幼鳥 = >2年目若鳥
2016/11/10 東京都 江戸川区

シロートの一言。

幼鳥です。
オオタカに生まれ年秋の第1回冬羽換羽はなく、翌春から初めての換羽が始まって、その年の年末頃には成鳥と変わらない姿まで一気に換羽してしまうのだそうです。故にこの縦班だけの姿は生まれ年翌春までになります。。。この個体は水浴びをした直後だったみたいで、翼と尾羽を広げた姿で羽を乾かすようにじっととまっていました。そのために側面体羽の縦班が太くなっている様子がよくわかりますが、正面の縦班もこれと同じように太くなっていれば亜種チョウセンオオタカ幼鳥になるそうです。
2012/11/16 佐賀県 白石町
   
下面下地にバフ色味がある幼鳥ですが、より濃い褐色の下地に縦班の幼鳥もいるそうです。
直上同一個体です。
2016/11/25 佐賀県 佐賀市
   
単独写真のオオタカとハイタカの背面は同じにしか見えますが、撮ったときの大きさは明らかにオオタカでした。右側合成写真の右翼の下に、かろうじて幼鳥の太い下面縦班が写っています。肩羽羽縁はありませんが、擦れた幼羽個体なのだろうと判断です。
2020/02/22 佐賀県 佐賀市
   
この写真の枠外に2羽のハシボソガラスがくっついていて、このオオタカ幼鳥はそれよりも明らかに大きく見えていました。♀の幼鳥なのだろうと思われます。。。
直上同一個体、正面です。
2022/12/27 長崎県 雲仙市
   
飛翔写真、フルストロークです。カラスに追われていて、ハシボソよりも小さく見えていたのでハイタカの♀かなと思っていたら、下面が縦班でした。