Acttitis hypoleucos  Common Sandpiper

イソシギTOP<
= 幼鳥 = >擦れた幼羽
2009/09/01 佐賀県 白石町

シロートの一言。

幼鳥です。
黄色い羽縁が目立っていますが、基本的に幼羽の肩羽や雨覆の羽先羽縁は多少古くなってきても黄色のままです。ただし新鮮な時期の夏羽や冬羽も黄色く見えますから、無条件で黄色イコール幼鳥というわけでもないです。そして幼羽大雨覆や三列の羽縁は、暗淡2色の短い線状班がミシン目のように交互に連なっています。その様子は冬羽羽縁でもよく似ますから、新鮮な時期の冬羽判断は本当に注意が必要みたいです。
2017/08/28 福岡県 糸島市
   
過去最も早く撮れた8月下旬の幼鳥ですが、既に摩耗が始まっているようです。
2007/09/08 佐賀県 白石町
   
9月上旬個体もやや摩耗しています。
2020/09/08 佐賀県 白石町
   

背と雨覆で羽色が違いますから、第1回冬羽だと思いながら撮っていた個体です。しかし写真になってみると換羽なった新羽ではなく、色味が違うだけの同じ羽のように見えてしまいます。もしかして構造色の影響なのだかと・・・???
2013/09/17 佐賀県 白石町
   

9月半ばのやや擦れかけてきた幼鳥です。。。
2018/09/18 佐賀県 白石町
   
直上同様の9月半ば個体ですが、肩羽羽縁がかなり摩耗してきたようです。
直上同日同場所、ほぼ同文の別個体です。
2017/09/21 福岡県 福岡市
   
孵化が遅かったのか、9月下旬でもかなり新しげな幼羽に見える個体です。
2021/10/15 福岡県 糸島市
   
上背から中央部の肩羽にかけて、少し色褪せて見える個体です。
2024/10/25 福岡県 糸島市
   

全体に、各羽縁が薄れてきたような個体です。
2008/11/06 福岡県 福岡市
   

11月に何故こんなのがとビックリした個体です。多分ですが、渡り鳥のように季節を追いかけながら場所を移動する必要がない留鳥は、繁殖期間も自由度が高いからではと推察です。