Phyllouscopus occipitalis  Eastern Crowned Warbler

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スズメ目ウグイス科 (12〜13cm  メジロよりやや大きい)
2008/06/18 北海道 根室市

シロートの一言。

羽衣は年中変わらず、♂♀同色です。
極東中露国境域から朝鮮半島にかけて繁殖し、亜種はありません。日本でも夏鳥として北海道から九州までほぼ全国に渡来します。同定が難しいムシクイ類にあって唯一ラクな種で、頭頂部が薄くなったように見える頭央線があります。また、ムシクイ類中最も緑色味が鮮やかで、このセンダイムシクイと主に伊豆諸島で繁殖するイイジマムシクイの2種だけが、下クチバシ全体に黒ずみがない黄色(肉色)一色に見えるそうです。啼き声は「チィヨ チィヨ ビィ〜」で、文字で起こすと可愛らしげですが、実際には女性演歌歌手がコブシを利かせまくりでド演歌を歌っているような感じがします。あと、「チヨチヨチヨ」と何度か連続で啼いて、「ビィ〜」がないときもありました。わりあい低地の公園や林を好むそうで、高山のほうへ行くと「ヒーツーキー」と啼くエゾムシクイの声が多くなります。

センダイムシクイ Phyllouscopus occipitalis
  幼鳥
  成鳥

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