Agropsar philippensis  Chestnut-cheeked Starling

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♂幼羽→第1回冬羽移行中(後期)< = ♂成鳥冬羽 = >♂成鳥夏羽
2019/09/26 福岡県 自宅

シロートの一言。

♂成鳥冬羽のはずです。
羽衣自体に夏冬変化はありませんから図鑑では区別されていませんが、夏の真っ黒クチバシから基部が青味がかった淡色に変わっています。第1回冬羽頃の若鳥にも似ますが若のクチバシ基部は黄色(肉色)で、肩羽等体のどこかには灰褐色に傷んだ幼羽を残しています。それらがないこの個体は成鳥です。
2023/09/11 福岡県 自宅
   

僅かにクチバシ基部が淡色なっています。しかし冬羽移行中とこまかく分けるよりは、もう冬羽としてもいいのではと。。。
2023/09/14 福岡県 自宅
   

頬の赤褐色斑が相当に目立っていた個体です。
2023/09/16 福岡県 自宅
   

ここまで脇の暗色帯が濃い個体は、珍しいかもです。。。(^^;
直上同日同場所、雨に濡れた同一個体の合成です。
2023/09/23 福岡県 自宅
   

腰は白地に背の赤紫が少し下りてきて、コムク♂としては多分最も平均的な見え方の個体です。。。
直上同日同場所、別個体です。
頬の赤褐色斑が、上背や肩羽と一体になったように目立っていた個体です。
2021/09/30 福岡県 自宅
   

傷んだ幼羽は持たず、クチバシを除いて成鳥としか見えない個体です。9月末日に完璧に換羽していた第1回冬羽と、クチバシの色味だけ若鳥に戻ってしまっていた成鳥との2択で、後者をとりました。・・・が、自信はないです。
直上同日同場所、別個体です。
この個体もやや肉色っぽい色味のクチバシ基部ですが、同時に僅かな青味も混じっているように見えそうです。。。なお、コムクの風切羽に白斑がついていたとはこの写真で初めて知りました。
2023/09/17 福岡県 自宅
   
飛び出しの下面です。透けて、風切羽白斑が写っています。