Larus ridibundus  Black-headed Gull

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第1回冬羽< = 第1回夏羽 = >成鳥冬羽
2014/06/11 佐賀県 白石町

シロートの一言。

間違えているかもですが、第1回夏羽かもです。
当初は単なる越夏個体だと思って撮っていたのですが、羽先に白斑がなく、繁殖期に越冬地に残っていること自体がまだ若鳥の証しなのではと想像です。。。なお、別写真ではケシ粒のような汚れか暗色班名残がついた尾羽と、初列P9やP10羽先外縁にハッキリとわかる暗色班を持っていました。本来の成鳥夏羽ではないように思えてしまいます。。。
上同一個体です。
尾羽に黒帯こそないものの、ケシ粒のようなシミみたいな暗色班が見えています。
上同一個体背面です。
風切に白斑がありませんが、不思議なほど羽先は綺麗です。白斑が擦れてなくなったわけではなく、最初から持たなかったのではと疑っています。
上同一個体、左翼上面です。
P9・P10外弁に黒班が目立っていますが、この2枚の外弁には成鳥でも黒班を持っている個体がいますので若鳥証しとしては弱いです。ただ、成羽の場合全ての羽先にではないものの、初列羽先には白斑を持ちますがそれが1枚もありません。
上同一個体、左翼下面です。
上同一個体右翼、上面です。
P9外弁黒班は、成羽のよりもやや幅広かもです。。。そしてこの右翼にも、白斑もその痕跡もありません。
2011/06/05 佐賀県 白石町
   

上個体と違って普通に夏羽だと思って撮っていて、なんか変だなと思いながらお蔵入りさせていた個体です。静止時に、ここまでハッキリP10外弁が黒く写るのはめず来意かもです。そして顔にはやや色ムラができています。