Branta hutchinsii leucopareia  Aleutian Cackling Goose

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カモ目カモ科 (全長56〜61cm マガンよりやや小さく、コクガンほぼ同大)
2017/03/18 千葉県 鋸南町

シロートの一言。

成鳥♂♀同色、夏羽・冬羽の変化もありません。
元々12亜種に分かれていた種カナダガンの小さいほうの5亜種を纏めて新設されたのが種シジュウカラガンなのですが、その種名と同じ亜種名ながら、学名を見る限り基亜種というわけではないみたいです。新設だからそうなのだか、あるいは小種名も変更されているのに図鑑のほうが追いついていないのだかは、まだわからないでいます。。。アリューシャン列島で繁殖し北米カルフォルニア半島などで越冬していますが、アジアでも千島列島で繁殖していた個体群が日本へも渡来していたそうです。しかし1900年代初頭、毛皮目的で放たれたキツネからの食害で一時絶滅したと思われていたそうです。それを先に絶滅の危機から脱していたアメリカから提供を受けた10数羽を元に増やした個体を、捕食者が棲まない千島列島越渇磨(エカルマ)島に放鳥し、その地で自然繁殖に成功した個体群が近年冬鳥として主に本州関東以北へ大挙渡来越冬できるようになったそうです。

シジュウカラガン Branta hutchinsii           
亜種シジュウカラガン Branta hutchinsii leucopareia   
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亜種アラスカシジュウカラガン Branta hutchinsii taverneri 
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亜種ヒメシジュウカラガン Branta hutchinsii minimai 
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