オカヨシガモ幼鳥

Anas strepera　　Gadwall

オカヨシガモＴＯＰ＜
	＝　幼鳥　＝	＞♂幼鳥→第１回冬羽移行中(前期)

2008/12/10　福岡県　福岡市

シロートの一言。

幼鳥です。
殆の淡水ガモ同様下面腹側褐色小班は幼羽の証しです。そしてクチバシ側面がオレンジ色無班はオカヨシガモ独特の典型的な幼鳥クチバシですが、こまかな暗色班を持つものもいますし、成鳥であっても♀の場合は無班クチバシもいるみたいです。そしてオカヨシガモ特有の雨覆の栗色褐色斑は♂成羽ほど範囲が広く、♀幼鳥は狭く殆ど見えない場合もあるみたいです。

	2013/11/21　福岡県　福岡市　　　やや背面からですが、この個体は下面褐色斑が見えなくなるのが早かったみたいです。そしてこの程度の雨覆の栗色褐色斑ならば♀幼鳥なのだろうと判断できそうですが、静止状態での識別はムリです。
	2011/11/30　福岡県　福岡市　　　翼上面と背面の様子です。雨覆の栗色褐色斑がこれくらいに見えていれば♂幼鳥で大丈夫だとは思いますが、静止時の識別は難しいです。あと、♂♀で啼き声も違うそうですが、単独でいるカモってあんまり啼かないですから。。。(^^;
	2016/12/02　山口県　山口市　　　クチバシ側面に僅かな暗色小班がある幼鳥です。
	2013/12/04　福岡県　福岡市　　　この個体は幼羽暗色斑のままの胸元の様子がよくわかります。
	2021/12/15　大分県　日田市　　　暗色味が特に強く写った三列個体です。
	2007/12/20　山口県　山口市　　　チョットした角度の違いで、三列の見え方が違っています。
	2013/12/08　福岡県　福岡市　　　飛翔写真上面です。雨覆に栗色褐色斑は僅かで、もしかしたら♀なのかもです？
	2011/11/30　福岡県　福岡市　　　１１月末の例外個体です。明らかに幼鳥ですが、何故だか下面がもう白くなっていました。