Anas strepera  Gadwall

オカヨシガモTOP<
= 幼鳥 = >♂幼鳥→第1回冬羽移行中(前期)
2013/11/21 福岡県 福岡市

シロートの一言。

幼鳥です。
殆の淡水ガモ同様、幼鳥下面は胸元から続く細かな褐色小斑が密に入っています。そしてクチバシは側面がオレンジ色無班の典型的な幼鳥クチバシで、幼羽三列は暗褐色です。そしてオカヨシガモ特有の雨覆の栗色褐色斑は「♂成羽>♀成羽>♂幼羽>♀幼羽」と狭く薄くなっていて、最も淡い♀幼羽の栗色褐色班はないか殆ど目立たないそうです。故に、この個体は♀幼鳥の可能性が高いのではとは思われますが、全ての幼鳥を♂♀識別しきれるわけではないです。
2008/12/10 福岡県 福岡市
   
かなり暗色の三列と、上個体同様のクチバシと下面褐色斑の個体です。雨覆の栗色褐色斑も殆ど見られずで、この個体も♀幼鳥の可能性のほうが高いのかもです。
2016/12/02 山口県 山口市
   
クチバシ側面に僅かな暗色小班がある以外、下面はわかりませんが直上同様判断です。そして幼鳥♂♀の違いはもう一つ、♂肩羽の羽縁のほうが狭く肩羽がより暗色気味に見えるらしいのですが、私の目ではその違いはわからないのです。。。。
2013/12/04 福岡県 福岡市
   
この個体は幼羽暗色斑のままの胸元の様子がよくわかります。そして肩羽羽縁は細いようにも見えますが、摩耗の加減もありますし、余程新鮮な幼羽でなければ同定の役には立たないのかもです?
2021/12/15 大分県 日田市
   
暗色味が強い幼羽三列と、以下直上同文です。
2007/12/20 山口県 山口市
   
年末直前ですがまだ♂の羽は1枚も見えずで、かと言って♀第1回冬羽換羽の新羽の指摘もできず、擦れた幼羽のままとしか判断できない個体です。
2011/11/30 福岡県 福岡市
   
上面は幼羽姿のまま、ずいぶん早く下面が白色無班になろうとしている個体です。
直上同日同場所、別個体背面と翼上面です。雨覆に栗色褐色斑が目立っていますから♂幼鳥のはずです。あと、次列風切の白い羽が♂幼鳥のほうが多いと何かで読んだ記憶があるのですが、その枚数までは覚えてないです。。。(^^;
2013/12/08 福岡県 福岡市
   
飛翔写真上面です。この個体も雨覆に栗色褐色斑は見えていますが、♂といいきれるだけの量なのだかはわからないです。。。(^^;