Anser albifrons frontalis  Pacific white-fronted goose

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幼鳥< = 若鳥 = >成鳥
2006/12/15 島根県 出雲市

シロートの一言。

若鳥です。
ただし第1回冬羽なのだか、翌年2年目若鳥なのだかはわからないでいます。成鳥印のクチバシ基部の白斑はまだ少なく、幼羽特徴の腹側の小さな粒状褐色斑は見えなくなっていますが、脇の横斑はあるものの成鳥印でもある腹側の暗色斑がまだありません(極小の暗色班はあります)。クチバシ線状班もなく、少なくともこの年生まれの幼鳥ではないだろうと判断です。
同日同場所、別個体です。
クチバシ先端に線状斑が僅かに残っていますが、クチバシ基部白斑はできていますし、白色無班になった腹側には小さな黒斑もできかけています。
2006/01/26 山口県 防府市
   
クチバシ基部の白斑はありませんが、小さな下面暗色班はありますし、脇から腹側への横斑はできあがっている個体です。
2017/02/02 島根県 出雲市
   
僅かにクチバシ基部白斑はあって、それ以外は直上個体に似た感じの飛翔写真アップストロークです。
直上同一個体、飛翔写真ダウンストロークです。
2007/04/30 福岡県 福岡市
   
4月末だというのに腹下はただ白いだけで、クチバシ基部白斑も薄く、成長が遅れている若鳥です。
直上写真左側に頸切れで写っている別個体です。
クチバシ基部や脇の横班で多分同年代ではと思われますが、この個体は腹側にハッキリとした黒斑を持っていました。
2023/03/07 佐賀県 白石町
   
ヒシクイと2羽で行動していた3月の若鳥です。クチバシ基部の白斑と脇の横班もしっかりあるのですが、腹は純白無班に見える個体です。もしかしたら青草に埋もれているのかもですが、確認はできなかったです。