Anser erythropus  Lesser White-fronted Goose

カリガネTOP<
丈比べ< = 交雑個体 =
2013/02/22 島根県 出雲市

シロートの一言。

交雑個体のはずです。
マガンの群れの中にあってその大きさになんの違和感もなく(マガンとしてと言う意味です)、フィールドではこのアイリングにも全く気づいておらずで、パソに移したあとに「あれ、カリガネがいたっけ?」とビックリした個体です。黄色いアイリングもあってクチバシ基部の白斑も頭頂のほうまで伸びてもいますが、そのアイリングはやや細い気がしますし、クチバシもカリガネの赤味には足りてないような気がします。そして前述したように、マガンの群れの中にあってマガンを撮ったつもりでいたにもかかわらずその大きさに違和感はなかったわけで、カリガネの特徴を多く残しながらも、マガン同大の交雑個体だったのではと?
上同一個体です。
時系列は真下写真のほうが先で、このときは腹側暗色班の量がちょうどいいなとこの個体が単独で撮れるようになるのを待っていたのを覚えています。
上同日同場所、後ろが上同一個体です。
2羽並んでみると、クチバシの色味が手前マガンと同じに見えます。このときはマガンの腹側暗色班の個体差を狙っていて、手前にいた黒班が多いマガンにピントを合わせていました。にもかかわらず、前にいるマガンのほうが後ろのカリガネふう交雑疑い個体よりも小さく見えています。
2013/02/21 島根県 出雲市
   
直上個体同様撮っているときには全く気付いていなくて、アイリングが細く、クチバシの赤味にも欠けて見えるカリガネ交雑疑い個体です。
直上同一個体です。
このように、飛びそうな気配に見えたので慌ててデジスコを向けました。