Anas penelope  Eurasian Wigeon

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= 幼鳥 = >♂幼羽→第1回冬羽移行中(前期)
2009/11/27 福岡県 福岡市

シロートの一言。

幼鳥です。
全体に初期ほど暗色傾向が強く、クチバシも2トーンではなく鈍い鉛色です。そして幼鳥時でも♂♀識別できることもあるみたいで、♂幼鳥は雨覆全体が淡色気味で特に大雨覆は灰色気味に見えることがあるらしいのですが、第1回冬羽移行中も含めてまだそれに気づいたことはないです。また、全体に赤っぽい感じの幼鳥は♂とも教わりましたが、エクリプスを♂幼鳥と誤認することが多く、幼鳥の♂♀識別は諦めました。。。(^^;
2009/10/17 福岡県 福岡市
   
クチバシ上面が少し淡色になってきて、先端の暗色部が目立つようになってきた個体です。
直上同日同場所、似たような別個体です。
クチバシ峰の線状斑は成長と共に薄れていくようですが、明るい青灰色になってもまだ名残を持つ個体もいます。
直上同日同場所、多分別個体です。
クチバシ峰の様子がよく分かります。成鳥にこの線状斑はありません。
直上同日同場所です。
左がクチバシ峰に線状班を残す幼鳥で、右は♂エクリプスです。
2009/10/16 福岡県 福岡市
   
翼上面は小雨覆羽縁をはじめ、大雨覆後縁以外に白色部分は目立たず、幼鳥でも下面腹側は白色無班です。ただしその境界部分に不規則に散在する褐色小斑は幼羽の証しで、成鳥にこの褐色小班はありません。
2013/11/08 福岡県 福岡市
   
11月の幼鳥はだいぶメリハリあるクチバシに変わっていますが、まだ先端暗色部の境界は滲んでいます。
2013/11/23 熊本県 八代市
   
多分♂幼鳥、飛翔写真フルストロークです。全体の赤味が強く、小雨覆の淡色羽縁は目立たずで、腹面白色部分の境界にはまだ褐色小斑が僅かに散らばっているのがわかります。中雨覆に1枚、白い羽があるのも♂の可能性が高そうです。
多分♀幼鳥、直上同日同場所、飛翔写真フルストロークです。
直上個体に比べ全体に赤味はなく、小雨覆の淡色羽縁は目立たずで、腹側白色部分の境界にはまだ褐色小斑がハッキリと散らばっているのがわかります。