Falco tinnuculus interstinctus  Common Kestrel(亜種レベルでの英名は不明です)

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= 幼鳥 = >♂幼羽→第1回冬羽移行中
2017/09/14 長崎県 対馬市

シロートの一言。

幼鳥♂♀同色です。
それもかなり新しそうな幼羽で、巣立って間なしの幼鳥ではと思われます。例外もあるでしょうが幼羽は各羽の暗色班が大きく下面腹側の暗色縦班も太めで繋がっていて、全体が暗色気味に見える傾向があるようです。
直上同一個体です。
擦れるには早すぎる時期なのに、外側尾羽基部側がやや淡色気味になっています。
上同日同場所、別個体です。
この個体も各羽の暗色班と下面暗色班も大きく、全体に暗色気味に見える典型的な幼鳥です。
2022/09/30 長崎県 諫早市
   
上2体と比べればやや細めですが、隣同士の肩羽黒班が繋がって帯状に見えていれば幼羽のままだと判断できます。しかし、末日とは言え9月の幼羽初列羽先がもう傷み始めているとは思ってもいませんでした。
2011/10/16 長崎県 諫早市
   
直上個体よりも上面黒班が密な個体です。
2008/10/27 佐賀県 白石町
   
下面腹側下地は♀よりも褐色味が強く、縦班もより太めの傾向が強い気はしますが、肩羽黒班とは違って該当しない幼鳥も普通にいます。。。
2011/11/01 長崎県 諫早市
   
第1印象は幼鳥だったのですが、写真になってみると上背と肩羽上段の羽が換羽したての新しい羽のようにも見えてしまいます。しかし暗色軸班は隣同士繋がっていて、形も下段や雨覆と変わらずです。もしかして下面体羽共々換羽中個体なのかもですが?
2017/11/15 長崎県 諫早市
   
11月半ばだというのに摩耗もなく、暗唱味がずいぶん濃い幼鳥です。。。
2018/10/20 長崎県 諫早市
   
幼鳥の翼の裏側です。
2016/11/05 長崎県 諫早市
   
幼鳥飛翔写真上下面ですが、下面だけを見ると♀成鳥かと思うくらい淡色気味な個体です。