Xenus cinerea  Terek Sandpiper

ソリハシシギTOP<
= 幼鳥 = >幼羽→第1回冬羽移行中
2017/08/28 福岡県 糸島市

シロートの一言。

幼鳥です。
基本的にクチバシの色と脚色は鈍く、肩羽・雨覆共に羽先にはサブターミナルバンドがあります。しかしソリハシシギの幼羽はかなり脆いみたいで、こんなにも明瞭に残っている個体は初めて見ました。ただし余程のことがない限り、フィールドでの視認はムリです。。。
2007/08/23 福岡県 福岡市
   
脚の黄色味が強い擦れた幼羽で、羽先のサブターミナルバンドの痕跡がなんとか見て取れます。この痕跡がなくなると成鳥冬羽との識別も難しくなりそうですが、ソリハシ成鳥の渡去は早く、10月すぎに見つかるのは基本若鳥です。。。
2011/08/25 福岡県 福岡市
   
雨覆の摩耗は直上個体よりも進んでいるようですが、肝腎のサブターミナルバンドはより見やすい個体です。
2017/08/28 福岡県 福岡市
   
脚色の黄色味が強い幼鳥で、擦れ残ったサブターミナルバンドがなければ成鳥と間違えそうです。。。(^^;
直上同日同場所、脚色が鈍い別個体です。
雨覆のサブターミナルバンドはほぼ見えなくなっていますが、三列に被さった肩羽や三列自体の羽先に残っていました。
2015/09/04 熊本県 熊本市
   

まだしっかりと幼羽サブターミナルバンドが残っていた、9月の幼鳥です。
直上同日同場所、橙色味が強い脚色の別個体です。
まるで成鳥の脚みたいで擦れた夏羽ではとも思った個体ですが、9月の成鳥は基本的に冬羽換羽なっていますし、冬羽換羽中成鳥の雨覆はもっと傷んでいます。サブターミナルバンドが見えなくてもまだ幼鳥です。
2017/08/28 福岡県 福岡市
   
擦れてきた幼羽、ノビの左翼上面です。雨覆にサブターミナルバンドの痕跡は見られませんが、下段の肩羽羽先に「Tの字型」軸班が残っていました。