”taimyrensis”  Taimyr Gull

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2008/10/09 熊本県 八代市

シロートの一言。

成鳥夏羽→冬羽移行中です。
黄色いクチバシと脚で10月に白い夏顔のまま、羽衣はかなり傷んでいます。そして上背と上段のほうの肩羽は換羽なったばかりの新羽で、下段のほうの肩羽は脱羽中のようです。そして見えている範囲でですが、初列風切はまだ旧羽です。。。普通のセグロカモメでは10月頃から初列風切の換羽が始まっていますが、ホイグリン系だとひと月からひと月半程度遅れて始まるもののようです。。。なお、換羽完了は年明け1月から遅い個体だと3月頃までかかるそうです。
2013/10/10 熊本県 八代市
   

秋の渡りでまだ夏羽顔のまま、背の色がやや淡い黄色い脚の個体です。もし風切羽換羽が始まっていればモンゴルではと思うくらい背の色は淡いのですが、そうではない以上タイミルのはずです。
直上同日同場所、別個体です。
ややピンクで、セグロ的な脚色個体です。この感じで初列風切換羽が始まっていればセグロ範疇ではと判断に迷いそうですが、10月の夏顔は基本的にタイミルのはずです。
直上同日同場所、別個体です。
頭部から後頸にかけてうっすらと班が出かけていて、背はそう濃くもなく脚色もやや黄色がかったピンク系ですが、まだなんとかタイミル範疇でいいのではと。。。
2012/10/13 北海道 根室市
   

根室にもタイミルは多くいました。
直上同日同場所、別個体です、
2013/10/30 福岡県 糸島市
   

黄色の脚ではないものの、10月末でまだ夏羽顔は普通のセグロカモメではないはずです。そしてもちろん、初列もまだ旧羽です。
2013/10/10 熊本県 八代市
   

10月の飛翔写真ダウンストロークです。P1が伸張中の新羽みたいで、タイミルは10月になるタイミングで初列の換羽が始まるもののようですが、静止写真に内側初列は写りませんから普通は換羽確認ができないのです。
2013/11/04 熊本県 天草市
   

11月の飛翔写真ダウンストロークです。直上10月個体に対し、ほぼ1ヶ月後のこの個体は初列の内側半分くらいが新羽のように見えそうです。