クムリーンカモメ

チドリ目カモメ科カモメ属　（全長５２～６０ｃｍ　セグロカモメより小さく、カナダカモメ同大かやや小さい）

2014/02/18　千葉県　銚子市

シロートの一言。

第１回冬羽みたいです。
以前はアイスランドカモメの亜種の可能性もと言われていましたが、2024年日本鳥類目録第８版からアイスランドカモメ版のタイミル、亜種ではなくアイスランドカモメとカナダカモメの交雑個体の大群と認定されました。。。カナダ北東部バフィン島を最大の繁殖地として、北米大陸北東部で越冬します。４～５年目冬で成鳥になる少し小さなシロカモメ的に見える大型カモメで、交雑種ですからアイスランドカモメ寄りからカナダカモメ寄りまで両亜種に特徴が被る個体が連続的に存在しています。しかし日本には、基亜種アイスランドカモメ L.g.glaucoides の確実な渡来記録はありません。カナダカモメ共々このクムリーンもごく稀な冬鳥として関東以北に飛来し越冬しています。そしてネイティブの発音がどうなのかはしりませんが、カムリアンという和名を提唱されている方もおられます。

アイスランドカモメ　*Larus glaucoides*
亜種クムリーンカモメ　”kumlieni”
	第１回冬羽
	丈比べ

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