Tadorna ferruginea　　Ruddy Shelduck

アカツクシガモＴＯＰ＜　　
♂繁殖羽＜ ＝　♀第１回冬羽　＝ ＞♀成鳥
2012/01/14　佐賀県　白石町

シロートの一言。

♀第１回冬羽です。
当初は♂の首輪班が出る位置の体羽が乱れていることから、首輪班が出かけている♂若かもとも思っていた個体です。しかし体羽が乱れている幅が広すぎますし、位置もやや上に寄りすぎているようです。たまたま紛らわしい場所の体羽が乱れていただけの若鳥で、年明けまで首輪班がないわけですから♀若なのだろうと判断を改めました。
上同一個体です。
2018/02/06　熊本県　玉名市
　　　
この日同じ群れにいた♂若は、やや不明瞭ながらもハッキリと♂とわかる首輪班を持っていましたし、その片鱗もないこの頸は♀判断で大丈夫なはずです。その上で透けるほど擦れた三列とその下にある褐色の三列、褐色の尾羽などは明確に幼羽です。
直上同一個体です。
直上写真左翼にも擦れた三列の奥に同じタイプの羽が写っていますが、この見慣れない茶褐色の羽は擦れる前の幼羽三列なのでしょうか？　が図鑑に指摘はなく、年明けにこんな綺麗な幼羽を纏っていることも不思議なのです。。。
上同日同場所、第１回冬羽換羽が大幅に遅れていた別個体です。
首輪班がないために♀判断としてはいますが、仮に♂だったとしてもまだ首輪班が出る状態まで成長していない可能性がありそうです。。。ただ、明らかに小さい個体が２羽いました。
直上同一個体、もしくは一緒にいたもう１羽の換羽が遅れていた個体です。
この感じの他よりも小さな個体が２羽いたのですが、撮っている内に個体識別はできなくなっていました。左右が違うともうどっちだったかもわからないのです。。。(^^;