Saxicola caprata rossorum  Pied BushChat(亜種レベルでの英名は不明です)

クロノビタキTOP<
= ♂成鳥 =
2017/03/01 鹿児島県 阿久根市

シロートの一言。

TOPと同一個体、♂成鳥です。
習性は普通のノビタキと変わらずみたいで、草茎の高いところばかりに留まっていました。♂若鳥の場合は風切や小翼羽などに褐色の幼羽が残るようですし、♀は黒くは染まらずに上下面共にやや色味が違う地味な茶褐色だそうです。なお、いくつかの手持ち図鑑にあるクロノビタキの写真やイラストはすべて上下尾筒だけが白い東南アジアにも生息する亜種 S.c.bumarica のもので、腹下から白いこの亜種 S.c.rossorum の資料は見つかりませんでした。
上同一個体、草留まりです。
草茎留まりもう1枚で、やや逆光です。
上同一個体です。
上同一個体正面です。
基亜種についてはまだ分かりませんがこのように腹下が白いのがこの亜種の特徴で、より日本に近い東南アジアの亜種は腹下も黒く、上下尾筒だけが白です(翼部分は除く)。
上同一個体、正面姿もう1枚です。
上同一個体、背面です。
初列風切先端がかなり傷んでいますが、小翼羽は黒いままですから成鳥です。
上同一個体、後ろ姿もう1枚です。
上同一個体、上面です。