Delichon dasypus  Asian House Martin

イワツバメTOP<
 成鳥 =
2016/03/26 山口県 長門市

シロートの一言。

脇と腰の羽軸の褐色味が強いタイプの成鳥(多分少数派)です。
別種ニシイワツバメとは元同種ですからよく似ますが、ニシイワツバメの尾羽の切れ込みは深く燕尾状なのに対して、イワツバメの尾羽後縁はほぼ直線的に見える浅い凹尾です。そしてニシイワツバメの白い腰の部分は上尾筒まで続き腰の白い羽毛と黒い尾羽との境界は「Uの字状」に湾曲して見えますが、イワツバメの上尾筒は黒いため、白い腰との境界線は真っ直ぐ直線状に見えます。。。。なお、殆どのイワツバメの腰の羽軸はこれ程までに目立つことはないようです。。。
直上同一個体です。
脇から下面全体の暗色味もずいぶん強く、多分少数派ですから。。。(^^;
2017/06/11 広島県 北広島市
   
ごく一般的な多数派のイワツバメで、白い下面で腰の羽軸も目立たないタイプです。
2005/05/28 佐賀県 唐津市
   
イワツバメは普通のツバメほど人に慣れることはなく、人家軒下ではなく架橋下などに巣を作ることが多いようです。
2013/04/29 長野県 松本市
   
信州の深い山の中、この当時自分的には海岸線にいるイメージが強かったイワツバメが峡谷に架かる橋の周りを飛び交っていて、相当にビックリしたのを覚えています。
2017/06/12 滋賀県 米原市
   
見上げの電線写真、下面です。
直上同日同場所、別個体です。
直上写真と合せて見ると、「イワツバメの尾羽後縁はほぼ直線的に見える浅い凹尾」という様子がよくわかります。
2013/03/05 佐賀県 唐津市
   
飛翔写真、フルストロークです。腰と上尾筒の境界が真っ直ぐ直線状に分かれている様子がよくわかります。
直上同日同場所、別個体です。
光の条件がよくて光沢がよく出た写真ですが、近似種ニシイワツバメの場合は上面がもっと青色光沢に写るようです。