シロートの一言。
♂♀ほぼ同色、冬羽(奥はほぼ夏羽)です。
本来は中国中南部から東南アジア北部・ヒマラヤなどにかけて生息する留鳥ですが、中国では非常にポピュラーな飼い鳥だそうです。全5亜種に分かれ、亜種によっては初列風切基部の赤色部分がないなどの違いがあるそうですが、日本で繁殖している亜種名は分からないそうです。江戸時代から観賞用として移入されている上に、1980年代あたりにペット業者の放鳥と思われる大量のカゴ抜けがあったらしく、おそらくは亜種間交雑で識別はできなくなっているのではと思われます。なお、現在チメドリ科とされていますがヒタキ科説もあるそうで、シロート的にもガビチョウと同じ科の鳥とは思えませんし後者に賛同します。そして羽衣に季節変化はありませんが冬羽時にはクチバシ基部が黒く、夏羽時にはクチバシ全体が赤く染まるそうです。そして♂のほうが頭部や喉元のオレンジ色味が強く、腹や下尾筒もより黄色く見えるのだそうですが、私の目ではその違いはわからないです。。。また、雛の内は胸元の黄色味が目立たなかったりもするそうですが、巣立ちごろには成鳥と変わらない姿になっているそうで年齢識別もできないようです。
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