Vanellus vanellus  Northern Lapwing

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= 第1回冬羽 = >成鳥冬羽
2008/11/11 佐賀県 白石町

シロートの一言。

「上面のほとんどの羽に羽縁が見える」と例えられる、第1回冬羽です。
若鳥は顔のバフ色味が強く冠羽は短めなのが普通ですが、稀には長い冠羽を持つ個体もいます。極端に長い場合は♂若鳥としてもいいのではとも思うのですが、基本的に幼鳥・若鳥の間は♂♀不詳だそうです。そして幼羽には淡色羽縁の内側に暗色のサブターミナルバンドがあるそうで、この個体もバフ色羽縁が並ぶ肩羽は全て第1回冬羽換羽なった新羽ですが、まだ幼羽のままの擦れた雨覆の羽縁内側にはサブターミナルバンドが僅かに擦れ残っているのが見えています。
2009/10/29 佐賀県 白石町
   
上同様冠羽が短い若鳥ですが、もっと短い個体もいます。
直上同日同場所、直上よりは少し長い冠羽の別個体です。
2005/11/12 福岡県 福岡市
   
成鳥と変わらないくらいに、極端に冠羽が長い若鳥です。このような個体は♂第1回冬羽と断定してもいいのではとも思うのですが、若鳥や成鳥冬羽の♂♀識別はされていない図鑑のほうが主流のようです。
2011/12/05 長崎県 諫早市
   
若鳥としては羽縁が少なめなタイプかもです。
2007/03/09 佐賀県 白石町
   
直上個体から更に羽縁が少ない3月個体です。若鳥としては冠羽もやや長めにも見えそうですが、春になってただ単に羽縁が擦れただけの若鳥なのかなと判断です。
2011/03/09 佐賀県 白石町
   
年が違うだけで、たまたま直上個体と同じ日付の3月個体です。
2019/11/30 鹿児島県 出水市
   
飛翔写真上面です。
直上同一個体、飛翔写真ダウンストロークです。
直上同一個体、飛翔写真アップストロークです。
直上同一個体、飛翔写真下面です。